2007年01月31日

宮城・鳴子温泉郷5団体が温泉排水の基準見直しを県に要望

 鳴子温泉など鳴子温泉郷の5つの温泉地の旅館組合は2007年1月30日、温泉の排水に含まれるフッ素やホウ素の排出基準が7月に強化されることに対し、現行の猶予期間の継続を求めるとともに、基準の見直しを県に要望する文書を提出した。1月31日付の日経新聞毎日新聞が伝えた。

 昨年秋ごろから紹介しそびれていたので、ここで概略を説明しておく。2001年に改正された水質防止汚濁法により、ホウ素やフッ素の排出基準がそれぞれ1リットルあたり10ミリグラムと同8ミリグラムと決まった。

 源泉をかけ流しで利用している温泉旅館の中にはこの規制に引っかかるところが少なからずあるはず。除去装置は数千万円!もすることから、2007年6月末までの施行猶予期間が設けられた。つまり、このままいくと5カ月後には厳格な基準が適用されてしまうのだ。なお、日帰り温泉にはこの基準は適用されない。

 報道によると、三浦秀一・宮城県副知事は旅館側に理解を示し他の県と連携したい考えを明らかにした。

【参考】水質汚濁防止法
     「新たな温泉問題ぼっ発!」 All About 日本の宿(2006年11月 23日)

【関連記事】
【コラム】水質汚濁防止法と温泉を考える(2月25日)  

2007年01月18日

山形・湯枯れの「湯殿山ホテル」が別源泉の利用開始

 山形県鶴岡市にある「湯殿山ホテル」が新たにナトリウム・カルシウム−塩化物冷鉱泉の利用を始めた。2007年1月18日付の山形新聞が伝えた。

 湯殿山ホテルの公式サイトによると、従来利用していた源泉は泉質が「塩化物泉・含塩化土類・食塩泉」となっている。源泉の本数は不明で泉温は37度。これが湯枯れした背景には湯殿山の地すべり対策工事の影響が疑われ、国が調査を実施しているところだ。

 湯殿山ホテルは2006年9月から湯殿山の自然水を加熱して浴用に利用してきた。今回利用を始めた源泉は、昭和の初期に一時期利用していたものだという。

福島・飯坂温泉で宿泊料2007円のキャンペーン実施中

 福島県福島市の飯坂温泉で毎年恒例となっている西暦の年号を宿泊料として設定するキャンペーン「いい湯だナ!お得だナ!飯坂温泉2007」が実施中だ。インターネットか往復ハガキで応募した人のなかから3850人が1泊2007円(消費税込み2107円)で宿泊できる。

 応募受付は2007年1月31日まで(当日消印有効)で、宿泊対象期間は2007年3月1日から4月27日(休前日を除く)。注意しなければならないのは、当選した場合は2人以上で宿泊する必要があり、特別料金が適用されるのは当選者1人だけということだ。

 同行者の宿泊料は消費税別で8000円から2万円まで7コース。入湯税は当選者、同行者にかかわらず別途徴収される。詳しくは下記の参考サイトを参照。

【参考】「いい湯だナ!お得だナ!飯坂温泉2007」関連ページ

2007年01月16日

福島・岳と土湯に東京・埼玉から直行バス−4、5月限定で運行

 福島県の岳温泉・土湯温泉と東京・埼玉を結ぶ直行バス「湯の里めぐり号」が2007年4月と5月の期間限定で運行される。運賃は往復6000円。

 運行ダイヤは下り便がJR東京駅八重洲中央鍛冶橋観光バス駐車場を午前8時発、さいたまアリーナ観光バス駐車場に回って午前9時半発、岳温泉観光協会前午後1時着で、土湯温泉観光協会前には午後1時20分着。

 上り便は土湯温泉を午後2時半発、岳温泉午後2時50分発、さいたまアリーナ午後6時半着、東京駅午後8時着となっている。

 4月1日は下り便のみ、5月31日は上り便のみの運行となる。予約が必要で、旅行出発日の前日から起算して20日前からキャンセル料がかかる。問い合わせは群中トラベル(電話024−925−3400)へ。

【参考】土湯温泉公式サイトにある湯の里めぐり号のページ

2006年12月30日

山形・蔵王大露天風呂1月27、28日無料開放

 山形県山形市の蔵王温泉にある大露天風呂が2007年1月27日と28日の2日間、無料開放される。

 大露天風呂は例年4月中旬から11月上旬に営業し、冬季は閉鎖されている。この2日間は雪見風呂を楽める貴重なチャンスだ。入浴時間帯は午後1時から午後4時(最終入場は午後3時半)。専用駐車場はないので注意。

【参考】蔵王樹氷まつり2007の公式ホームページ

2006年12月25日

山形・舟唄温泉で新源泉の利用開始

 山形県の大江町にある舟唄温泉にある「テルメ柏陵荘健康温泉館」と「柏陵荘」が、新規で掘削した源泉に切り替えての利用を開始した。2006年12月25日、両施設に直接確認した。

 新源泉の泉質は従来の大江1号源泉と同じで含硫黄−ナトリウム・カルシウム−塩化物泉。源泉温は61度(1号源泉は49.4度)と高くなった。舟唄温泉といえば薄墨色の珍しいお湯が印象的なところだが、テルメ柏陵荘によると、お湯の色は従来のままで変わっていないという。

【関連バックナンバー】
山形・大江町議会が舟唄新源泉の掘削予算を一転承認(6月28日)
山形・大江町が舟唄新源泉の掘削を棚上げ(6月10日)

2006年12月23日

山形・住民出資の「百目鬼温泉」山形市内にオープン

百目鬼温泉外観百目鬼温泉内湯

 山形県山形市内に地域住民が出資してできた温泉浴場「百目鬼(どめき)温泉」が2006年12月17日にオープンした。約57度の塩化物泉をかけ流しで利用している。

 開放感あふれる露天風呂からは田んぼの向こうに山形市街地が見渡せる。屋根はまったくないので、内湯の棚に菅笠が用意されている。

【住所】山形県山形市百目鬼42−1


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【電話】023−645−9033

【営業時間】午前6時から午後10時(最終受付午後9時半ごろ)

【定休日】第1月曜日(2007年1月は営業)

【入浴料】大人300円、子供100円

【源泉名】百目鬼源泉

【泉質】ナトリウム−塩化物泉

【泉温】56.9度(使用位置42.0度)

【pH】7.6

 営業時間の長さも入浴料の安さ(このあたりでは一般的かな)も嬉しい。早朝は湯温が湯もみで十分に下がらなければ、入浴者の希望に応じて加水することもあるという。住民出資・住民管理の温泉だが「住民でなくてももちろん入浴できるので、ぜひ来て欲しい」とのことだ。

 休憩室は大人300円、小学生100円、幼児無料で午前9時から午後7時まで利用できる。持ち込み可。

 2007年9月に現地で確認したところ、温泉利用状況は「加水なし」「加温なし」「かけ流し」「入浴剤・消毒剤の利用なし」と掲示されていた。

【参考】私の「百目鬼温泉」入浴レポと追加写真

【追記】2007年9月に現地を訪問したので写真2枚をアップするとともに、本文2段落目と最終2段落の計3段落を加筆しました。(2007年9月)

2006年12月18日

神奈川・箱根ユネッサンで鬼柚子風呂とシャンパン風呂

 数々のイベント風呂で入浴客を楽しませている神奈川県箱根町の温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」が、今度は「鬼柚子風呂」と「シャンパン風呂」を始めた。

 鬼柚子風呂は2006年12月16日から31日まで「なつかしの五右衛門風呂」で楽しむことができる。また、シャンパン風呂は同じく12月16日から始まり、年末年始をはさんで1月11日まで実施する。シャンパンの投入は午前10時半と午後2時。それぞれ3本ずつ注ぎ込むそうだ。なんとも贅沢。効能や香りを高めるためにオリジナル入浴剤も併用する。

 上記の情報はフリーマガジン「ゆ〜ゆ」編集部から教えてもらいました。いつもありがとうございます。

【参考】ユネッサン公式ブログの鬼柚子風呂関連記事
     ユネッサン公式サイトのシャンパン風呂のページ

2006年12月10日

福島・土湯温泉に足湯「下ノ湯」オープン

 福島県福島市の土湯温泉に足湯「下ノ湯」が完成、2006年12月9日にオープンした。12月10日付の福島民報が伝えた。

 土湯温泉には従来から「土ゆっこ」「月の湯ぶじぇ」「かじかの湯」という3カ所の足湯があり、「下ノ湯」は4つ目。11月に開通した「滝のつり橋」から徒歩5分と便利なところにある。

【関連バックナンバー】
福島・土湯温泉で33年ぶりに新源泉を掘削(11月11日)

2006年12月02日

山形・寒河江に「ゆ〜チェリー」オープン

ゆ〜チェリー外観ゆ〜チェリー内湯

 1カ月近く前の話で申し訳ない。2006年11月11日、山形県寒河江市に日帰り温泉の「寒河江花咲か温泉ゆ〜チェリー」がオープンしていた。読者の方に教えてもらうまで、まったく知らなかった。2種類の源泉を非加熱・非加水の源泉かけ流しで利用しているという。そのくせ入浴料はわずか300円というのがなんとも羨ましい(写真は2007年9月に編集人が撮影)。

【住所】山形県寒河江市大字寒河字江久保15番地 


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【電話】0237−83−1414

【営業時間】午前6時から午後10時(最終受付午後9時)

【定休日】毎月第1月曜日

【入浴料】大人300円、子供150円

【泉質】寒河江花咲か温泉=含硫黄−ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉
     新寒河江温泉=単純温泉(寒河江市民浴場と同じ)

 11月30日付の毎日新聞によると、当初は市民浴場の源泉を譲り受けて営業する計画だったが湯量が足りず、新たに掘削したところ9月に別源泉の「寒河江花咲か温泉」を掘り当てたという。

 ゆ〜チェリーの開業情報はKTさんに教えてもらい、ゆ〜チェリーに直接確認しました。どうもありがとうございました。

【追記】6824さんに提供していただいた成分表の数値によると、「寒河江花咲か温泉」源泉の詳細は以下の通り。

【泉温】59.4度(使用位置40.0度)

【pH】7.1

【溶存物質】23.860g/kg   【蒸発残留物】27.920g/kg
(成分表ではそれぞれ23.860mg/kg、27.290mg/kgとなっているが、各成分を加算するとグラムとしか思えない)

【参考】私の「寒河江花咲か温泉ゆ〜チェリー」入浴レポと追加写真

2006年11月17日

福島・磐梯熱海駅前に足湯11月19日オープン

 福島県郡山市のJR磐越西線・磐梯熱海駅前に2006年11月19日、足湯がオープンする。

 KFB福島放送が11月17日に伝えたところによると、足湯はかけ流し方式で一度に15人から20人が利用できる。19日の午前10時半からオープニングセレモニーが開かれる。

【参考】磐梯熱海温泉の公式サイト

2006年11月11日

福島・土湯温泉で33年造りに新源泉を掘削

 福島県福島市にある土湯温泉で1973年以来33年造りに新源泉を掘削し、2007年春から新源泉を利・できる存通しとなった。KFB福島放・が11月11日に伝えた

 土湯温泉には4本の源泉が存在するが、主力の1号源泉のパイプが地中で曲がって断裂の危険・があると判断されたため、新源泉の掘削が9月から進められていた。噴出した水蒸気の温度は98度あるという。

 新源泉の泉質は不明。土湯温泉観光協会の公式サイトには11月11日現在、新源泉に関する記述はみられない。

2006年10月21日

山形・鶴岡の湯田川温泉に足湯オープン

 山形県鶴岡市にある湯田川温泉に2006年10月20日、足湯がオープンした。10月21日付の地元紙庄内日報が伝えた。

 場所は共同浴場「正面湯」の向かいで、旧七内旅館跡地内。浴槽は1.2メートル四方で深さ30センチ。11月松から3月までは冬季閉鎖となる見通し。

 湯田川温泉観光協会の公式サイトには10月21日昼現在、足湯関連の情報はアップされていない。

2006年09月24日

福島・会津東山「御宿東鳳」新露天大浴場10月1日オープン

 福島県会津若松市の東山温泉にある温泉旅館「御宿東鳳」に2006年10月1日、展望露天風呂付きの新しい大浴場がオープンする。

 直接提供していただいた情報によると、男性用は展望露天風呂「棚雲(たなぐも)の湯」に内湯、ドライサウナ、水風呂などを併設、女性用展望&空中露天風呂「宙(そら)の湯」は内湯、ミストサウナ、パウダールームを備えている。そのほか入浴関連施設にはマッサージルーム、湯上り処などが設けられる。

 同時にブライダル施設も神殿「八雲殿」、チャペル「LUIRE(ルイール)」などの施設がオープン。客室は和室の一部をダブルの洋室に全面改装するなどした。

【参考】御宿東鳳の公式ホームページ

2006年09月01日

福島・飯坂の共同浴場「波来湯」2007年2月末まで休業

波来湯入り口波来湯女湯

 福島県福島市の飯坂温泉にある共同浴場の「波来湯」が2006年9月1日から2007年2月末頃まで半年にわたって長期休業する(写真は7月に撮影したもの)。

 周辺で建物の解体工事が実施されるためで、既に伝えられている共同浴場の縮小計画とは直接関係がないという。観光協会は「共同浴場が縮小傾向にあることは確か。(波来湯が)このまま閉鎖することはないと思うが、詳しい状況は分からない」としている。波来湯は切湯、十綱湯、大門の湯とともに2007年度中の閉鎖が計画されている。

 波来湯の休業情報はノースさんからメールで寄せられ、飯坂温泉の観光協会で確認しました。情報提供ありがとうございました。

【関連記事】福島・飯坂温泉の共同浴場4カ所を廃止へ(7月5日)

2006年08月29日

福島・母成グリーンライン9月から無料化

 福島県猪苗代町の中ノ沢温泉と郡山市の磐梯熱海インターチェンジを結ぶ有料道路「母成グリーンライン」(高森熱海有料道路)の通行が2006年9月1日から無料になる。

 料金の徴収を始めて8月末で30年となり料金徴収期間が満了。9月1日から管理が福島県に移管される。9月からは中ノ沢温泉、沼尻温泉、横向温泉が訪問しやすくなりそうだ。

【追記】9月3日付の毎日新聞によると、中ノ沢温泉の日帰り入浴者は各旅館ともこれまで1日あたり1、2人だったのが9月2日には20〜40人になるなど、早くも「無料効果」が出ているという。

【参考】福島県道路公社の公式サイト
     同サイト内の母成グリーンラインの地図   

2006年08月25日

福島・スパリゾートハワイアンズが2007年リニューアルへ

 福島県いわき市にある温泉テーマパーク「スパリゾートハワイアンズ」は2007年中にウォーターパークをリニューアルする。スパリゾートハワイアンズを経営する常磐興産株式会社が2006年8月25日に計画を発表した。

 10年ぶりのリニューアルにより、プールとアミューズメントを融合した新テーマ型プールゾーンと複合商業ゾーンの「ハワイリゾートモール」の2つのゾーンをオープンさせたい考え。

【参考】常磐興産株式会社のプレスリリース(PDFファイル)

2006年07月05日

福島・飯坂温泉の共同浴場4カ所を廃止へ

【注意】2008年1月、一転して下記の4カ所が存続することが決定。詳しくは2008年1月30日付の記事「福島・飯坂の公衆浴場4カ所が一転存続へ」を参照。
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 福島県福島市の飯坂温泉にある共同浴場9カ所のうち4カ所が2007年度中に廃止される。2006年7月5日付の福島民報が伝えた。利用者が減少している一方で施設の老朽により修繕費が膨らむという財政難が背景。

 廃止されるのは・来(はこ)湯、切湯、十綱湯、大門の湯。残る5カ所のうち鯖湖湯を除く4カ所(導専の湯、天王寺穴原湯、仙気の湯、八幡の湯)は福島市に事業を移管したうえで存続させる。

【関連記事】福島・飯坂の共同浴場「波来湯」2007年2月末まで休業(9月1日)

2006年06月28日

山形・大江町議会が舟唄新源泉の掘削予算を一転承認

 山形県の大江町議会は2006年6月27日の臨時会で、舟唄温泉の新源泉を掘削する事業費などを盛り込んだ一般会計補正予算案を可決した。6月28日付の毎日新聞が伝えた。

 新源泉の掘削予算は工事が随意契約で委託する計画だったため、6月上旬の定例会で賛意が得られず棚上げされていた。このため町は複数の業者から見積書などの提出を受けて業者を選定し随意契約をする方式に変更、議会での承認にこぎつけた。

【関連記事】山形・大江町が舟唄新源泉の掘削を棚上げ(6月10日)

2006年06月10日

山形・大江町が舟唄新源泉の掘削を棚上げ

 山形県の大江町が舟唄温泉に新しい源泉を掘削する計画の棚上げを迫られている。町議会が2006年度の一般会計補正予算案を否決し、財源が確保できなくなったためだ。6月8日付の毎日新聞が伝えた。

舟唄 報道によると、91年に掘削された舟唄温泉(写真は柏陵荘の湯)はこのところ泉温が低下、湧出量も減少傾向にあり、町は新源泉を掘削することを決めて事業費8000万円を補正予算案に計上した。

 しかし、掘削工事を随意契約で委託する方針を明らかにしたため町議会では競争入札にすればコストを引き下げられるのではないかという指摘などが寄せられ、賛成を集められなかった。

 舟唄温泉といえば薄墨色の濃厚な温泉で私のお気に入り。泉温や湧出量の変化はとても気になる。

【続報】山形・大江町議会が舟唄新源泉の掘削予算を一転承認(6月28日)


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