2007年06月07日

石川・片山津「矢田屋松濤園」を投資会社が取得

 石川県・片山津温泉の「矢田屋松濤園」の経営権を投資会社エアーズシー証券(東京)が取得していたことが明らかになった。2007年6月6日付の北国新聞が伝えた。

 矢田屋松濤園は北國銀行・日本政策投資銀行、リサ・パートナーズなどの下で、旅館と同名の新会社により2006年1月から運営されてきた。この運営会社の全株式をリサなどがエアーズシー証券に譲渡した。

【過去の関連記事】
石川・片山津「矢田屋」の再生をリサ・パートナーズが支援(2005年12月19日)

2007年06月02日

石川・国民健康保養センター「のと」の一般競争入札公示

 独立行政法人の年金・健康福祉施設生理機構(RFO)は2007年6月1日、石川県宝達志水町にある「国民年金保養センターのと」と同職員宿舎の一般競争入札を公示した。応募締め切りは10月3日。最低売却価格は1億7600万円。

 のとは昭和51年5月に開業し、客室は計23室。敷地面積は約2万平方メートル、延べ床面積は約3600平方メートル。1997年4月から38.8度のナトリウム−塩化物・炭酸水素温泉を浴用に利用している。

 2005年度の利用客は延べ13万9810人で収支は636万8000円の黒字だった。

【参考】RFOによる「国民保養センターのと」の入札公告

2007年05月31日

石川・金沢「大桑温泉楽ちんの湯」6月2日オープン

 石川県金沢市に2007年6月2日、天然温泉を利用したスーパー銭湯「天然大桑(おんま)温泉楽ちんの湯」が開業する。併設の回転寿司「楽ちん寿司」も同時にオープンする。

 個人的に興味深いのは、楽ちんの湯を経営する小森建設株式会社が天候デリバティブを活用することだ。梅雨入り直前という時期のオープンだけに、入場者数が予想を下回った場合のリスクヘッジを図る。具体的には降水量があらかじめ定めた量を上回った日が一定以上あれば、その日数に応じて補償金を受け取れる仕組みになっている。

【住所】石川県金沢市大桑第三土地整理事業10−1

【電話】076−245−1126

【営業時間】午前10時から午前0時(土日祝日は午前8時から)

【定休日】年中無休

【入浴料】平日・土日祝日同一で大人600円、子供(3歳以上)300円

【浴室の設備】大浴槽、酒風呂、ワイン風呂、美容風呂、大露天風呂、サウナ、無料岩盤浴(追加料金不要)

【泉質】ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性低温泉)

【公式ホームページ】 http://www.rakuchinnoyu.com/

地図を見る

2007年05月29日

富山・氷見の旧ニチユーシーサイドクラブをマンションに改修へ

 富山県氷見市の廃業温泉保養施設、旧ニチユーシーサイドクラブが入札により不動産会社サンライズ21(富山市)に売却されることになり、2007年5月29日に氷見市と同社が仮契約を結んだ。落札価額は1億2200万円。北日本放送が同日伝えた

 サンライズ21はニチユーシーサイドクラブを1億2、3000万円かけて改修し、分譲マンションとして売り出す計画。ニチユーシーサイドクラブは大阪市の建設会社が所有していたが、2年前に土地と建物を氷見市に寄付していた。

2007年04月27日

石川・和倉に足湯「妻恋舟の湯」オープン

 石川県七尾市の和倉温泉で整備が進められている「湯っ足りパーク」内に2007年4月27日、足湯「妻恋舟(つまごいぶね)の湯」がオープンした。

 湯っ足りパークは、七尾市が日本郵政公社から取得した「かんぽの宿和倉」跡地の一角にあり、利用者は七尾湾をながめながら無料で足湯につかることができる。

 能登半島地震の影響により一部の施設で休業を余儀なくされた和倉温泉のホテル・旅館は、4月28日にはすべて通常の営業体制に戻る見通し。能登有料道路も4月27日に全線で通行可能となり、観光客を呼び戻す環境は整った。石川県は27日から観光地としての能登半島の復興をPRするキャンペーンを開始している。

2007年04月15日

石川・輪島&和倉温泉の旅館、GWにはすべて営業再開

 2007年3月25日の能登半島地震で被害を受けた石川県の輪島温泉と和倉温泉の温泉旅館・ホテルは、ゴールデンウィークが始まる4月28日にはすべて営業を再開する。

 輪島温泉観光旅館共同組合のサイトに掲載されている15軒の宿泊施設は4月14日までに14軒が営業を再開。残る「漁師の宿 城兼」も4月25日には営業を再開する見通しだ。

 和倉温泉は旅館協同組合に加盟する27軒のうち24軒が14日までに営業を再開した。残る「加賀屋」「和倉米久」「ホテル鈴鹿荘」の3軒も4月28日には営業再開にこぎつけ、全旅館が通常営業体制に戻る見通し。

2007年04月07日

富山・氷見で「頑張れ!能登!」のお風呂無料開放が拡大

 富山県氷見市の温泉旅館「永芳閣」が能登半島地震の被災者とボランティアを対象に始めたお風呂の無料開放「頑張れ!能登!プロジェクト」の輪が広がっている。

 永芳閣に賛同して加わったのは旅館の湖城と民宿の叶、城山、灘浦荘、華乃舘、ラセリオール。全部で7軒の宿泊施設がお風呂を被災者とボランティアに開放する。

 無料開放する曜日や時間帯はそれぞれ異なるので、下記参考サイトにて要確認。いずれも事前に電話連絡が必要。

【参考】
永芳閣の4月7日付のブログ「氷見市内7箇所で「頑張れ!能登!」大浴場開放」
氷見市観光協会の発表
お風呂開放参加施設一覧(PDFファイル)
お風呂開放施設地図

【関連バックナンバー】
富山・氷見「永芳閣」が地震被災者に温泉を無料開放(3月28日)

2007年04月03日

石川・片山津「ホテルながやま」破産手続き開始

 整理回収機構(RCC)は2007年4月3日、石川県加賀市の片山津温泉にある旅館「ホテルながやま」の破産手続き開始を金沢地裁に申し立て、地裁は財産の保全命令を出した。4月3日付の北国新聞が伝えた。

 メーンバンクの石川銀行が破綻したのに伴い、2003年3月にRCCが約60億円の債権を引き継いだ。ながやまは2006年決算で29億円を超える債務超過に陥っていたにもかかわらず、実現可能な再建計画を提出しなかったことから弁済に期待できないと判断された。保全管財人によると、ながやまの営業は数日以内に停止される見通し。

 ながやまの公式ホームページには4月3日現在、破産手続きや営業停止に関する情報は掲載されていない。

【続報】
石川・加賀「大江戸温泉物語片山津温泉ながやま」7月16日オープン(2008年5月29日)
石川・片山津「ホテルながやま」を大江戸温泉物語が取得(2007年12月27日)

2007年03月31日

石川・和倉「加賀屋」4月27日まで休業−能登半島地震で

 石川県の和倉温泉にある老舗旅館「加賀屋」は、能登半島地震による被害のため2007年4月27日まで休業、4月28日から営業を再開する。

 能登半島地震が3月25日に発生した際は、25日と26日に臨時休業することが公式サイトにいち早く掲載された。その後は公式サイトへの掲載はないものの、3月いっぱい休業するとされていた。当初の見通しよりも被害が大きかったということだろうか。

 同系列の「あえの風」の休業予定は4月13日までと、加賀屋よりも短期間にとどまっている。

【参考】加賀屋の公式サイト

【追記】和倉温泉旅館組合のサイトによると、ホテルたな嘉花舞季は4月4日、銀水閣は4月5日、宿守屋寿苑は4月7日、和倉米久は4月28日に営業を再開する予定。それ以外の加盟旅館・ホテル21軒は既に営業を再開している。(4月2日)

【関連バックナンバー】
石川・和倉「加賀屋」3月25、26日は臨時休業−能登地震で(3月25日)

2007年03月28日

富山・氷見「永芳閣」が地震被災者に温泉を無料開放

 当ブログで女将さんのブログ「氷見・永芳閣の女将と板前のおいしい日記」を紹介したこともある富山県氷見市の温泉旅館「永芳閣」が、2007年3月28日から「頑張れ!能登!プロェクト」を開始した。

 能登半島地震の被災者とボランティアを対象に4月27日までの毎週月・水・金の週3日、午前11時から午後2時まで天然温泉の露天風呂・ジャグジーを無料開放する。タオル・シャンプー・ボディソープの準備があり、休憩室も利用できる。1日30人ほど利用可能で、事前に電話連絡が必要(電話0766−74−0700)。送迎はない。

 昼食として名物のかぶす汁と炊き立ての氷見産コシヒカリ、漬物を500円で提供するという。

 永芳閣は氷見市内の温泉で同プロジェクトに参加してくれる施設と、被災地までの送迎バスのサポートを募集中ということなので、善意の輪が広がれば受け入れ施設の拡大と被災地からの送迎に期待できるかもしれない。頑張れ能登!はもちろん、頑張れ永芳閣!

【関連バックナンバー】
【blog】氷見・永芳閣の女将と板前のおいしい日記(2006年4月9日)

2007年03月26日

石川・白山「笠間ふれあい温泉」3月末で閉鎖

 石川県白山市にある日帰り温泉「笠間ふれあい温泉」が2007年3月31日で閉鎖される。

 笠間ふれあい温泉はデイサービスセンターに併設の日帰り入浴施設。4月からは温浴事業をやめて中核のデイサービス事業に集中していく。

 上記の情報は湯狂いさんからメールで寄せられ、電話で確認したものです。情報提供ありがとうございました。

2007年03月25日

石川・和倉「加賀屋」3月25、26日は臨時休業−能登地震で

 石川県の和倉温泉にある老舗旅館「加賀屋」は、2007年3月25日朝方に発生した能登半島地震に伴い、3月25日と26日に臨時休業する。

 2日間で施設の安全確認を行い、営業を再開する見通し。ほかの旅館の営業状況は未確認だが、和倉温泉旅館協同組合の公式サイトは、「旅館によっては多少の被害のため営業を休止する場合がある」として、出発前に予約旅館に電話で確認をするよう呼びかけている。

 和倉温泉以外にも地震の影響が出ているところがあると思われるので、お出かけの際は事前に営業の有無や道路状況などを確認することをお勧めする。

【追記】3月27日現在、加賀屋の公式サイトから休業のお知らせはなくなっている。下記コメント欄に寄せられたなっちゃんからの情報によると、休業期間は今月いっぱいに延長された。ブログ「能登半島」の3月27日付エントリー「能登半島地震 宿泊施設の営業情報」に能登半島の宿泊施設の営業状況一覧が載っている。

【追記2】加賀屋は4月27日まで休業すると発表した。→「石川・和倉『加賀屋』4月27日まで休業−能登半島地震で」(3月31日)

2007年03月07日

福井・みかた温泉きららの湯、3月15、16日の入浴料半額に

 福井県の若狭町にある日帰り温泉「みかた温泉きららの湯」は開業2周年を記念して、2007年3月15日と16日の入浴料を半額にする。通常の入浴料は大人600円、子供300円。

 また、この2日間に限り11回分の入浴回数券を通常よりも1000円安い5000円で販売する。

【参考】みかた温泉きららの公式ホームページ

2007年03月04日

福井・越前水仙の里温泉3月5−10日臨時休業

 福井県福井市にある「越前水仙の里温泉波の華」と「水仙の里温泉水仙寮」の温泉が、2007年3月5日から10日まで利用できなくなる。

 源泉ポンプを取り替える工事を実施するためで、3月11日から通常の営業を再開する見通し。

【参考】福井市公式サイトの関連ページ

2007年03月02日

富山・高岡「アクアパレス」3月25日で休業

 富山県高岡市にある温泉施設「アクアパレス」が2007年3月25日で営業を休止する。3月2日付の富山新聞が伝えた。

 収支は黒字ながら利用者は横ばいで、利用者の増加には着たいできない状態だという。施設の老朽化も進んだことから休業を決めた。改装や営業譲渡の可能性など先行きは不明。

 アクアパレスの公式サイトは3月2日朝方の段階でファイルが削除されており、閲覧不可能な状態になっている。

2007年02月27日

福井・敦賀観光協会も事務局長募集−熟年世代限定

 福井県の敦賀観光協会も2007年3月から事務局長の全国公募に乗り出す。編集人が知っている限り、静岡・稲取温泉観光協会、北海道・知床羅臼観光協会に次ぐ3番目の全国公募だ。もはや温泉とは直接関係ないのだが、先の2つを紹介した手前、淡々と紹介しておく。

 今回の特徴は年齢制限があること。昭和19年4月2日から昭和32年4月2日までに生まれた人、年齢にすると50歳から63歳までの熟年世代が対象となる。性別・学歴は不問。

 年俸は500万円で、通勤手当や住宅手当のほか、健康保険厚生年金、雇用保険、労災保険などもある。雇用期間は2年の更新制。

 応募は履歴書と「応募の動機と敦賀市の観光振興」についての1600字以内の小論文(A4用紙に横書き)を3月1日から3月31日の間に提出する(郵送の場合は31日必着)。応募要項の詳細は下記のリンク先参照。着任は5月1日の予定。

【参考】敦賀観光協会公式サイトの関連ページ

2007年02月16日

富山・南砺「城端ラジウム温泉」が全焼

 2007年2月16日の夕方、富山県南砺市城端の公衆浴場「城端ラジウム温泉」から出火、2階建ての建物約415平方メートルが全焼した。北日本放送が同日伝えた

 現場には経営者夫妻と数人の入浴客がいたが、怪我人はいないとのことで一安心。ボイラーから火が上がるのが目撃されている。

2007年01月14日

石川・山代の2旅館による温泉掘削申請に県が不許可の判断

 石川県加賀市の山代温泉にある旅館「ホテル百万石」と「大寿苑」がそれぞれ新源泉の掘削を県に申請したところ、県環境審議会温泉部会が12日に不許可の決定を伝えたことが明らかになった。2007年1月13日付の北国新聞が伝えた。

 報道によると、ホテル百万石関連の百万石マネージメント株式会社は河南町の宅地と同荒木町の山林の2カ所での掘削を申請。このうち後者については許可が得られた。大寿苑関連の温泉開発株式会社は山代温泉大和町で掘削を計画していたが、許可が下りなかった。

 許可しなかった理由として、温泉部会は(1)山代温泉では旅館が個別に温泉を掘削しないというルールが長年守られてきた(2)申請地点は鉱業法に基づく鉱区禁止地域内にある−などと説明。温泉が枯渇する恐れがあることを挙げているという。

【参考】ホテル百万石の公式ホームページ
     大寿苑の公式ホームページ

【続報】石川・山代温泉の新源泉掘削めぐる訴訟で県側が敗訴(2008年11月29日) 

2006年12月15日

石川・粟津と片山津の旅館でも食中毒−ノロウイルスの疑い

 石川県小松市の粟津温泉にある旅館「法師」と加賀市片山津温泉の「加賀プラザホテル」を利用した宿泊客計65人が食中毒の症状を訴え、石川県は両施設の調理場を2006年12月14日から4日間営業停止処分とした。北陸朝日放送が12月15日に伝えた

 12月9日に法師に宿泊した31人と12月10日に加賀プラザホテルに宿泊した34人が下痢や嘔吐などの症状を訴えた。入院した人はいない。いずれのケースもノロウイルスが原因とみられている。

2006年11月25日

富山・能越道工事で源泉減少−氷見の温泉旅館が原状回復要望

 富山県の能越道「氷見高岡道路」建設工事の影響で源泉の湯量が減ってしまったとして、氷見市内の温泉旅館「神代温泉」が国交省に原状回復を申し入れている。2006年11月25日付の北陸中日新聞が伝えた。

 報道によると、神代温泉の近くで湯量調査が始まったのは2000年10月。調査の結果、湯量が減っていることが明らかになり、国交省北陸地方整備局富山河川国道事務所もこれを認めた。2004年12月には湯量の減少についての覚書を交わしたが、翌2005年の調査では依然として平均で毎分36リットルの湧出量があるとして、現在も定期的な調査が実施されている段階。工事が開始される前の湧出量は不明。

 神代温泉は工事が開始される前の湯量回復を求め、国交省との協議を要望している。国交省側は工事が終わらないと最終的な影響を見極められないとの姿勢。

 神代温泉の源泉湧出量が具体的に何割程度減っているのか分からないとはいえ、旅館側の言い分は理解できる。ただ、原状回復というのは物理的に可能なのだろうか。


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