2008年12月31日

【特別企画】2008年の温泉ニュースBlog大賞

 年末特別企画として昨年に続き、今年もこのブログを1年間運営してきて印象に残ったことを独断と偏見で選んでみた。といっても、今年も良いニュースよりも悪いニュースが多かった。

 景気後退の波が押し寄せ、大型施設の開業が延期(大阪のりんくうシークル)されたり、途中でプロジェクトが立ち行かなくなる例(名古屋港イタリア村神戸ポートアイランド極楽湯盛岡など)が目立った。滋賀県の草津市では2件のプロジェクト撤退(6月紹介分10月紹介分)があった。

 指定管理者制度のほころびも目立った。公営から3セクときて民間丸投げの指定管理者制度があちこちで導入されているが、契約期限前の撤退が相次いだ(茨城城里ホロルの湯夕張ユーパロの湯など)。消費者サイドでみれば夏場までの原油高騰に伴ってガソリンと入浴料の値上げが痛かった。

 良いニュースといえば、閉館・休業施設の再生がポツポツと進んでいることだろうか? 温泉ニュースBlog大賞の各賞は以下の通り。

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2008年12月29日

【コラム】迷走する長湯温泉

 長湯温泉が「日本一の炭酸泉」を再宣言してから1年あまり。長湯温泉協会 の公式サイトには「日本一の炭酸泉」の語句と一緒に泡だらけのトマトの写真が誇らしげに掲載されている。その下には「長湯温泉イメージビデオ」として手にまとわりつく泡の画像も。さまざまな条件を綜合的に考慮した上で長湯温泉はやはり「日本一の炭酸泉」と言われれば「はい、そうですか」と答えるしかないが、これだけはいいたい(書きたい)。「日本一」の言葉と泡の画像を結びつけるのは不適切であり、広報戦略としては正しくないやり方だ。

 そもそも長湯温泉で写真のような泡付きがあるのはラムネ温泉館のラムネ温泉だけ。長湯温泉観光協会に問い合わせたところ(長湯温泉協会は電話に出なかった)、ラムネ温泉以外では「万象の湯」の水風呂に少し泡付があるものの、ラムネ温泉の泡付きのレベルとは比べ物にならないほど少ないとのことだった。

 これでは長湯温泉協会はわずか1カ所でしか見られない現象を長湯温泉全体のイメージ写真として使っていることになる。「長湯温泉というのは泡だらけの温泉だ」という誤解を招く恐れがあり、以下に述べる個人的な体験からいっても危険だ。

 
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2008年11月05日

【クイズ】温泉利用状況の開示について

 唐突ながらクイズをひとつ。以下の囲み内の文章は正しいか間違っているかどちらでしょう。
公共の入浴用に温泉を利用する施設は、温泉の加熱、加水、循環ろ過、消毒や入浴剤添加などの有無を掲示しなければならない。
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2008年06月22日

【photoコラム】インドネシアの温泉1−個室風呂

 インドネシアのジャワ島で数カ所の温泉に入ってきた。インドネシアの温泉はあまり知られていないと思うので、3本の記事に分けて紹介する。

「海外の温泉て水着で入るんでしょ。興味ないな〜」と言う人は案外多い。
そんな人にお勧めなのがこの個室風呂。
洗面器は置いていないものの日本と同じように裸になって入浴できる。

析出物がコッテリと縮れ模様を作っていて、浴槽の原型が分からない。
日本でもなかなかお目にかかれない浴槽にうっとりしてしまった。

 入浴料は70円くらいで、これとは別に入場料約60円が必要。
これは「スタンダード」。湯口は壁に開いた穴からホースを差し込んでいるだけだ。

「スタンダード」とは別に120円くらいする「VIP」風呂もある。
その差は「浴槽に付いたスケールを少し取り除きました」ってところにある。
マニアな皆さんには「スタンダード」をお勧めする。
敷地内には石灰ドームがそびえ立っている。売店では「湯の花」も売っていた。

【photoコラム】インドネシアの温泉2−野湯




こんなところに温泉が湧いているとは露知らず、
現地の人に「あっちに歩いていってみな」と言われたので
怪しみながらも言われた通りに歩いていったら
いきなり目の前が開けてこんな野湯たちが現れた。
狂喜乱舞した。

こんな野湯でも管理人らしき人がいて入浴料を徴収される。
入浴料を記した看板もあり、日本円で50円弱。
お湯は37度前後で、一番上の写真の下段にある大きな部分はもっとぬるかった。
高台の野天風呂から田んぼを見下ろすのは爽快だ。
遠景はこんな↓感じ。



夢のようなひとときを過ごした。

【photoコラム】インドネシアの温泉3−ジモ専


誰でも入れるので厳密には「ジモ専」ではない。
空き地のようなところを横切り、民家の脇をすりぬけて進む。
入り口は「女」という表示しかなく、地元の人に教えてもらわなければ
旅行者がたどりつくことはまず不可能。
ドアはないので誰でも自由に出入りできる。


浴槽はなく、7本のパイプから源泉が注いでいるだけ。
写真では分かりにくいかもしれないが、一段低くなっているところで体を洗う。

インドネシアで利用した公衆トイレなどの公共施設と比較すると
素晴らしく清潔に保たれているという印象だ。

お湯は46.2度もあり、無防備にサンダルを脱いで入ったところ
「あっちっち〜」と飛び上がって現地の人たちの爆笑を浴びた。

ここでは皆さん日本人と同様に裸になって体を洗っていた。
イスラムの女性は他人には肌を見せないと思っていたので驚き、
親しみを感じた。私も当然「裸のお付き合い」を楽しませてもらった。

お湯の温度を計ったり匂いを嗅いだりとせわしなく動き回っていたせいか
おばあちゃんに「あんた日本人でしょ」と言われた。
インドネシアでも日本人の温泉好きは知られているのだろうか?

2008年02月17日

【コラム】温泉の二極化を憂う

 温泉の二極化が進んでいる。ちょっと乱暴に分類してしまうと、バタバタつぶれていく旧来の温泉とボコボコ誕生する新興温泉だ(もちろん、元気に営業している昔ながらの温泉もあるし、開業からほどなくつぶれてしまう新興温泉もある。ここでいうのは、あくまで全体的な傾向としての話)。今なおバブル期の清算に苦しむ旧来の温泉を尻目に、新興温泉は過当競争を繰り広げている状態だ。

「恵みの温泉」と「恵ませている温泉」

 2007年にこのブログで紹介した新規開業と経営交代を伴うリニューアルオープンの情報をザッと数えてみたところ合計107件。2006年は87件だった。一方の休廃業情報(短期休業除く)は2007年に66件と、前年の29件から倍以上に増えている。さらに2008年に入ってこれまでのところ、休廃業の動きは勢いを増している。このまま行くと2008年は通年でも休廃業情報が開業情報を上回る公算が大きい。

 旧来の温泉が次々に消え去り行く一方で新興温泉が相次いで誕生しているさまを「弱肉強食」という言葉で片付けるのは簡単だ。でも、このブログを2年半近く運営しているうち、世界に誇れる日本の温泉文化は大きく変わりつつある、いや、正直に書くと滅びつつあるのではないかという不安が自分の中で広がってきた。その背景にあるのがこの二極化の問題だ。

 温泉ガイドに必ずといっていいほど紹介される名湯が消えていく。閉館中の下部温泉・大市館(山梨県、その後「裕貴屋」として営業再開)や谷地温泉(青森県)は、湯に入ればこりかたまった体がほぐれていくのを実感し、自分の体が喜んでいるのが分かるような名湯。まさに「温泉とは自然の恵みである」ってことを実感できる湯だった。

 対する新興温泉はどうだろう。最近はスーパー銭湯、ビジネスホテル、フィットネスクラブといろいろなところでビジネスに付加価値をつけるために温泉を利用しているが、私自身はこうした温泉に「自然の恵み」やお湯の力を感じることはない。どの湯も大して変わらなく思える。温泉マニアは鋭く各湯の個性を感じ取って感心させられるが、私自身はザックリした鈍感な人間であり、数値の上で温泉の条件を満たしているっていうだけのお湯としか感じないことが多い。

 新興施設では「地下1500メートルから湧く大地の恵み」などという宣伝文句をよく目にする。あたかも大深度掘削を自慢しているかのようだ。以前はこうした言葉を見ても何も感じなかったが、最近では「地下1500メートルまでほじくって、大地から搾り取っている湯」が正確な表現じゃないだろうかと心の中で突っ込んでいる。「自然の恵みの温泉」と「自然に恵ませている温泉」はまったくのベツモノ。後者は“準温泉”として扱うべきで、両者を同じ“温泉”という言葉でひとくくりにすることに違和感を覚えるようになってきた。

「温泉信仰」と「かけ流し至上主義」の悲劇

 市街地に次々と誕生するスーパー銭湯の多くはチェーン展開しているのかと思うほど似通っていて、何カ所か回ると金太郎飴を次々に口に放り込んでいるような気がしてくる。平屋ないし二階建ての和風の造りで、露天に岩風呂かヒノキ風呂、壷湯がいくつかあって、内湯には白湯のジェットバスなどを備え、サウナと水風呂があって…といった具合だ。最近はチムジルバン形式の着衣サウナを設けるところも増えてきた。予想が大外れすることはない。正直言って新鮮味に欠け、ワクワクするような新発見は施設・お湯ともにない。

 新規開業のスパ銭の多くは天然温泉を導入している。一説によると新規開業施設の7割は温泉を引いているそうだ。私たちはそれほどまでに“温泉”を必要としているのだろうか。ただ“温泉”という言葉に惑わされているのではないか。

 これらスパ銭の温泉は「かけ流し」浴槽を設けることが多い。温泉教授として知られる札幌国際大学の松田忠徳教授の影響で「かけ流し」という言葉が知られるようになり、「かけ流し至上主義」が広がっているためだ。施設によっては消毒もしないかけ流し浴槽があり、温泉マニアはこうした施設を高く評価する。

 このブログを始めたころは私もその一人で、市街地のスパ銭でもかけ流し浴槽を設けて消毒もしていないところは『温泉好きを分かっている良い施設』と好意を持っていた。ところが、今では私の姿勢は180度といえるほど変わっている。スパ銭に付加価値をつける目的での温泉の大深度掘削には反対だし、そうした温泉を申し訳程度に“かけ流し”で使っても、本来の温泉の力を感じるどころか資源の無駄遣いではないかと感じるようになった。

 まして多くの入浴客が訪れるスパ銭では、“チョロ流し”ともいうべき申し訳程度のかけ流しで消毒を実施しないのはかえって安全面が不安がある。マニアはとにかく消毒は悪とみなす。ところが、私がこれまでに話をうかがった業界関係者の多くは、申し訳程度のかけ流しでは衛生上問題がないとされる1時間1ターンの浴槽換水(1時間で浴槽のお湯が入れ替わること)は不可能であり、消毒の実施は不可避との立場だった。旧来の温泉と同じ条件を街中の新興温泉に求めるのはどうしても無理がある。

 私がこんな風に考えるようになったのは、このブログを2年半近く運営して様々な情報に触れたせいだし、直接のきっかけとなったのは2007年6月におきた東京・渋谷シエスパの事故だ。事故現場には何回も足を運んでいるが、そのたびに『こんな建物が密集しているところに温泉を掘るべきではなかった』という思いが強くなっていく。

 シエスパの事故を受け、温泉水中のメタンガスは大気中に排出することが確認された。これで爆発は防げるだろうが、メタンガスによる地球温暖化効果を懸念する声は一部に根強い。あの事故以来、私にとって温泉について考えることは、人間の傲慢さについて考えることでもある。

 旧来の温泉の危機を唱える人たちは安易な金儲けに走る開発・運営業者を批判するが、そうした商業主義を助長しているのは私たちの「温泉信仰」と「かけ流し至上主義」だということに思い至ると落ち込んでいく一方だ。私たちに必要なのは温泉というものを長期的なタイムススパンで考えて子孫に残すことであり、温泉掘削の規制を強化して乱掘を阻止するとともに旧来の温泉の保護・活用に真剣に取り組む時期に来ているのではないだろうか(遅すぎるかもしれないが…)。

 私にとって温泉とは「遠くにありて思うもの」であり、今では近場のスパ銭は運び湯や人工温泉、白湯で十分だと思っている。そんな私は新興温泉の開業を次々に紹介するこのブログを運営するには全く不適格な人間で、自分の信条と行動に大きな矛盾を感じている。私が温泉のためにできる最大の貢献は、新規開業施設を次から次へと紹介するこのブログをやめることかもしれず、当初3カ月のつもりで始めたこのブログの落としどころを探って日々悶々としているところだ。

(上記のコラムはこのブログを2年半近く続けてきて感じたことを文章にまとめただけであり、特定の施設や個人を非難する意図はありません)

2007年12月30日

【特別企画】2007年の湯めぐり−特に印象に残った温泉

 年末特別企画第2弾。たまには私自身の湯めぐりを紹介する。2007年に訪問した温泉で特に印象に残ったところは以下の通り。入浴順に挙げる。

ムーレイヤコブ全景ソテルミー風呂1
■モロッコ・ムーレイヤコブ温泉
詳細なレポと追加写真は2月12日付の記事「【photoコラム】モロッコの温泉」を参照。



■大阪・山空海温泉
ほっこりと癒された。



■台湾・関子嶺温泉
揮発油の匂いが鼻にツンとくる泥湯。今年もっとも個性的だった湯。



■台湾・媽祖窟温泉
お湯そのものよりも建物とそこに集う人々が印象深い。ここで会ったおばあちゃんとのエピソードは日記ブログの「台北のおばあちゃん」を参照。


■群馬・鹿沢温泉紅葉館
浴室の雰囲気が素晴らしい。



■島根・出雲湯村温泉露天風呂
見学だけするつもりだったが、底の砂地からふつふつと温泉が湧いているのを見て、つい入ってしまった。



■群馬・霧積温泉金湯館
台風の被害により林道が通行止めになっていたので、きりづみ館から歩いて訪問。お湯も人も素晴らしい。

2007年12月28日

【特別企画】2007年の温泉ニュースBlog大賞

 年末特別企画として昨年に続き、今年もこのブログを1年間運営してきて印象に残ったことを独断と偏見で選んでみた。「大賞」なんていっても私が勝手にやっているだけで、もちろん権威ゼロ(それどころかマイナスかも…)。

 今年を振り返るとシエスパの事故が最大のニュースだったことはいうまでもないが、たとえワーストでも「賞」という言葉を使うのに抵抗があるので、この記事ではシエスパについて触れていない。

■大賞(ベスト賞)=兵庫「チムジルバンスパ神戸」
 今年の早い段階で2人の読者から開業情報が寄せられ、公式サイトにある問い合わせフォームから情報提供をお願いしたところ、支配人さんが以前からこのブログをご存知だったそうでものすごく好意的に対応していただき、開業の数カ月前から紹介できた(参照記事)。

 おまけに招待客限定でプレオープンを実施することを教えてもらったので、図々しくも情報提供者2人を招待してくれるようにお願いしたところ快諾してくれた。

 温浴施設から情報を提供してもらって広報活動にわずかながら協力し、読者には正確な情報を提供することで喜んでもらい、情報提供者にも何らかの還元ができるというのが自分としては理想だと思っているので、このときは本当に嬉しかった。また、プレオープンの感想を寄せていただいてコメント欄に転記することで、読者により詳細な情報を提供することができた。

■優秀賞=富山・氷見「永芳閣」
 能登半島地震の直後から「頑張れ能登! プロジェクト」として、被災者とボランティアを対象に温泉浴場を開放。当ブログにもお知らせがあったので、記事にして紹介した(参照記事)。さらに7軒の宿泊施設が永芳閣に賛同して浴場公開に加わり、善意の輪が広がった。当ブログで紹介したことでどの程度告知効果があったかは全く不明ながら、こうした行動を紹介できるのはブロガー冥利につきる。

■ユニーク賞=大阪・大正浪漫の足湯屋
 似たり寄ったりの新規開業施設が多い中「メイド足湯」というこれまでにない温浴施設がオープンした(参照記事)。あまりにもユニークなので、情報を入手したときは風俗店じゃないかと警戒してしまったほどだ。元旦にオープンし、12月には2号店を出した(参照記事)。

■アクセス賞=大阪・羽曳野「延羽の湯」
 2年連続して年間で最も多くのアクセスを集めた(参照記事)。しかも2位の2倍半近くもアクセスがあった。月間のランキングでも2006年12月から2月にかけて3カ月連続して1位に輝いた。このブログをどれだけ長期間続けたとしても、2年連続1位の記録はたぶん破られないだろう。年間のアクセスランキングは別途紹介する予定。

■コメント賞=大阪狭山「スパヒルズ(旧はいから村)」関連記事のみなさん
 今年1月の「はいから村」閉館(参照記事)以降、実にたくさんのコメントが寄せられ、経営者が代わり「スパヒルズ」として生まれ変わることが判明(参照記事)。それ以降も、開業に向け関係者を含めた多くの方から逐一情報が寄せられ、私はほとんど見ているだけで工事がどんな状況にあるかを把握できている。最新の情報によるとオープンは年明け以降になりそう。

■短命賞=佐賀・スパリゾートゆうらく
 3月21日にオープンして9月2日に閉鎖(参照記事)。このブログで開業・閉鎖両方伝えた温浴施設としては、群馬県の湯源郷を抜いて短命の新記録を作った。ブログで紹介していないのも入れると、2005年末に営業2カ月弱で閉鎖した岡山・天然温泉ゆの華が私の知っている最短記録。このブログを始めるまで、こんなに短期で閉店する施設があるなんて知らなかった。

■ガッカリ賞=下部温泉・本湯大市館
 9月15日から休業中(参照記事)。公式サイトはバッサリと削除され、挨拶の言葉すら掲載されていないのがなんとも寂しい。個人的に好きなところだったので残念でしょうがない。

■特別賞=メールにて情報をしてくれた以下の方々
 当該施設関係者以外の第三者による情報提供のみ発音のあいうえお順で掲載。複数の名前(ハンドル)にて投稿してくれた方は原則として初出の名前を記載。ハンドルの末尾が「さん」「ちゃん」「くん」となっている人は敬称略。
赤兵衛さん、あきちゃん、安倍滋信さん、苺さん、イチローファンさん、S.T.さん、大阪のまいちゃん、onsenningenさん、KAKUKAKUさん、おチビさん、数泉者さん、上沼ファミリーさん、河内十人斬りさん、乾物屋さん、群馬温泉さん、KTさん、cocoaさん、小菅銀蔵さん、コムチャン、埼玉県人さん、索@飯山さん、ジモティさん、秀太さん、しんぽちさん、スーパーソニックさん、全日本温泉犬愛好協会会長さん、太一さん、高嶺九龍さん、tukuchanさん、Tさん、チャッピーさん、ちょっとちょっとさん、ドーミンさん、とっつぁんさん、とつかんさん(いただいた情報がスパ・ガーディッシュのことだったと気づいたのは数カ月後だったので名前をご紹介できずすみません)、なおみ姉さん、なっちゃん(中崎山荘)、なっちゃん(彩泉楼)、ニイミさん、ノースさん、のほほさん、町田愼也さん、マリオさん、日江井さん、Britainthisさん(紹介できなくてすみません)、北海道のオッパッピーさん、ほっとくん、ゆ〜ゆ編集部さん、湯狂いさん、酔いどれ天使さん、渡辺さん、無記名の方数人(ほかにもいらっしゃる可能性があります。ご指摘いただければ幸いです。)
 こうしてみると、メールで情報を提供してくれた人は昨年の2倍以上。しかも1人で何回も教えてくれた人もいるから、このブログの「他力本願」度合いが一段とパワーアップしたのは確実。不思議なことに、嫌がらせのメールや悪質な転載などで落ち込み『もうやめようか…』と迷い始めると、なぜかいつも嬉しいメールが舞い込む。

 コメント欄で情報をもらうのも嬉しいけれど、直メールの嬉しさは別格だ。だってその人はメールアドレスという個人情報を私に公開してまでも「情報を教えてあげよう」と思ってくれているのだから(もちろん、メールアドレスを他人に流すなんてことはしないのでご安心を)。昨年も書いたけれど、自分だったらそこまでしないと思うので、こうして情報を提供してくれた人たちには本当に感謝している。

 応援やお見舞いのメールもたくさんいただいた。調子に乗った私は、面識もなく名前も知らない人に「現地に行って様子をみてきてもらえます?」なんて図々しいお願いメールを送り、特派員活動をしてもらった読者も何人かいる。

 ことし1年間の更新の原動力を提供してくれたみなさん、本当にどうもありがとう!(しかし、こんなに協力してもらったら、いつまでたってもこのブログをやめられないじゃん、どうしよう…)

【参考】2006年の温泉ニュースBlog大賞(2006年12月27日)

2007年12月25日

【写真】温泉マニア向けのクリスマスツリー



Merry Christmas!

韓国・儒城(ユソン)温泉の温泉街にあったクリスマスツリー。
てっぺんに飾られているのはダビデの星ならぬ温泉マーク。
これを見たときに笑いすぎて涙が出た。
4年以上前に撮影したので、今もあるかどうかは不明。
(この記事はクリスマスまで一番上に表示されます)

2007年03月04日

【写真】温泉の珍効能

千葉県の某温泉の脱衣所に掲示されている温泉の効能。
菌いくつ
2番目の「菌いくつ」を見て、はてさて、そんな病気や症状はこれまで聞いたことがないな〜と首をひねった瞬間、これはもしかしてもしかしなくても「筋肉痛」なのではないかと思い当たった。脱衣所で笑いが止まらなくなった。

「きんにくつう」と打つところをわずかにミスタイプすれば「きんいくつ」になるし、「きんいくつ」と打って漢字変換すれば私のPCでも「菌いくつ」と出てくる。

【関連バックナンバー】
岐阜県の温泉10施設で禁忌症や効能に誤表示(2月28日)

2007年02月25日

【コラム水質汚濁防止法】規制強化の先送りだけでは不十分

 2001年の水質汚濁防止法の一部改正に伴うフッ素やホウ素の排出規制が2007年7月1日から強化される見通しだが、環境省が規制の強化を再び先送りするのではないかという観測が一部で浮上してきた。もっとも、延期だけでは抜本的な解決にはほど遠いというのが当ブログの考え方だ。

 TBSテレビは2月23日夕方のニュース番組内で「名湯存続の危機−源泉かけながしと排水基準」と銘打ったコーナーを放映。群馬県の草津温泉や新潟県の松之山温泉を例として取り上げ、規制が強化されればかけ流し温泉の存続が危うくなると伝えた。

続きを読む(長文注意)

2007年02月12日

【photoコラム】モロッコの温泉

 連休スペシャル。年明けから2週間更新をサボって出かけてきたモロッコの温泉を写真で紹介する。
ムーレイヤコブ全景ムーレイヤコブ温泉街
観光都市フェズ近郊にあるムーレイヤコブ温泉。
斜面にへばりつくように温泉街が広がっている。
階段をそぞろ歩きしていると、遠く離れた群馬県の伊香保温泉を思い出した。
入浴施設は階段を下りていったところにいくつかある。
ロバ1ロバ2
湯治道具を運ぶのはロバたち。
小さな体で働き者。
荷物だけじゃなく、歩きつかれた人間も乗せてくれる。
   
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2006年12月31日

12月の編集人の湯めぐり

 編集人の2006年12月の湯めぐりは低調。前月比5湯減の3湯どまりで、この結果2006年の総計は延べ193湯となった。入ったのは以下の3湯。
191)夢めみの丘=再訪(山梨)
192)山口温泉=再訪(山梨)
193)源泉湯燈屋(山梨)
 延べ193湯のうち、このブログで開業・休廃業情報を紹介したところは(1)さいたま清河寺温泉(2)トキワ温泉(3)法典の湯(4)早稲田天然・めぐみの湯(5)大江戸東山温泉(6)小江戸はつかり温泉(7)飯坂・波来湯(8)飯坂・十綱湯(9)飯坂・大門の湯(10)飯坂・切湯(11)サンルート徳島・びざんの湯(12)御寶言泉(13)仏生山温泉 (14畷の里温泉(15)トータス温泉(16)湯の道利久(17)若槻温泉(18)さやの湯処−と全部で18カ所あった。

 とくにオープン情報を紹介した施設に行くのは楽しい。電話で話をうかがって予想していたのと実際の印象が違っていることが多いからだ。良いほうに意外だと嬉しいものだが、一方で私の紹介記事では良さが伝わっていなくて申し訳ない気持ちになる。

 このコーナーは私の入浴した温泉を羅列しても意味がないので、このような紹介方法は2006年12月をもって終わりにし、これからは印象に残った温泉の紹介や、日々思っていることをコラム形式で書くつもり。

2006年12月27日

【特別企画】2006年の温泉ニュースBlog大賞

 年末特別企画。2006年を振り返り、当ブログを運営してきて特に記憶に残った事柄を独断と偏見で選んで賞にしてみた。

■大賞(ベスト賞)=埼玉県人さん&小江戸はつかり温泉
 7月のオープン前に埼玉県人さんが現地に出向き、工事関係者に開業予定を取材したうえ、写真を送ってくれた(参照記事)。その記事をみた小江戸はつかり温泉の支配人さんから、当ブログのプリントアウトを持参した人全員をプレオープンに招待してくれるとのありがたい提属をいただき(参照記事)、2日間のプレオープンで私を含め143人を受け入れてもらった(参照記事)。ブログ主宰者としては、まるで夢のようなイベントだった。

■アクセス賞=大阪・羽曳野「延羽の湯」
 ことし最もアクセスが多かった記事が延羽の湯のオープンを紹介したもの(参照記事)。延羽の湯を経営する「延田グループ」の公村サイトは12月27日現在も「2006年秋オープン予定温浴事業スタート」となっていて更新がなく、行き場のない人たちが当サイトに来るしかなかった様子。

■コメント賞=ムロさん
 1月11日に開業の東京・三鷹の鷹場の湯(参照記事)がオープン初日に休業したものの、私はそんなことは全く知らず九州で湯めぐり中。ムロさんが翌12日の午前中に休業の事実をコメント欄に書き込んでくれたので救われた。

■ビックリ賞=兵庫県
 兵庫県がこの夏突然、家族風呂の取り締まりに乗り出す(参照記事)。矛先の筆頭は三木市にある第3セクターの日帰り温泉「吉川温泉よかたん」。県はもともと家族風呂の営業を認めた事実はないと主張。しかし、2005年初夏の県のメルマガには「よかたん一押しのサービスは家族風呂があること」とハッキリ書かれていたのを発見。のけぞってしまった。

 その矛盾について当ブログは兵庫県に質問を送り(参照記事)、1カ月あまりたってから回答もいただいた(参照記事)が、その説明に納得できたとはいえない。一方の三木市長からは温泉愛孫家あてのメッセージをいただいた(参照記事)。ちなみに12月27日に確認したところ、よかたんは今でも家族風呂の営業を続けているそうで一安心。

■特別賞=メールにて情報を提供してくれた以下の皆さま
 私のできないことをする人たち。記尊は数字、アルファベット、五十音の順。
6778(6792)さん、KAZさん、KTさん、MKさん、N.K.さん、Yashiroさん、愛読者さん、石原プー次郎さん、家族風呂さん、乾物屋さん、喜劇駅前温泉さん、群馬温泉さん、埼玉県人さん、しんぽちさん、高嶺九龍さん、たまたま行ったモノさん、ちょこにゃんさん、トニーさん、なおみ姉さん、流れ星さん、ノースさん、プー大柴さん、ゆ〜ゆ編集部さん、レロリロさん
 このブログを誰か他の人がやっていたら、私は毎日とはいわなくても何日かに1回は必ず訪問するだろう。コメント欄に自分の知っていることを何か書き込むかもしれない。でも、わざわざメールで情報や写真を送るかっていったら、そんな面倒くさいことはまずしない。そういうわけで、自分にできないことをさらっとやってしまう上記の人たちを無条件に尊敬する。どうもありがとうございました(気をつけて過去記事を見直したつもりですが、名前が漏れている方がいらしたら、どうもすみません。お手数ですがご一報ください)。

 というわけで、このブログを1年あまり続けての感想は『世の中にはいい人が結構たくさんいるもんだな』ということ。こうして文字にしてみると、あまりにも陳腐でおめでたい感じもするのだが、それが正直な感想なのだからしょうがない。

■失敗賞=東京・アキバ「萌えの湯」
 自戒を込めて。4月1日にエイプリルフールネタとして、東京・アキバに「萌えの湯」ができると書いたところ、信じちゃった人が続出。誤解と期待を各方面に招き、当初の記事を削除せざるを得なくなった。元記事を以下に再現する。
 オタクの聖地として知られてきた東京・秋葉原に日帰り温泉「萌えの湯」が年内にもオープンする。当ブログの取材により2006年4月1日、明らかになった。

 商業ビルの建設現場で昨年末に45.6度の天然温泉が湧出したため、建設計画を急遽温浴施設に切り替えた。泉質はナトリウム−塩化物泉で湧出量は毎分630リットルもある。

 「萌えの湯」には岩風呂の「オタクの湯」とヒノキ風呂の「メイドの湯」を設け、男女日替わりで利用する計画。毎月3回のサプライズデーには受付嬢がメイド姿で「おかえりなさいませ、ご主人様!」と迎えてくれるという。

 地元では「昨年は『電車男』で秋葉原が注目を集めたが、今年に入ってからは新規の話題に乏しかった」として温泉の開業を待望しているが、秋葉原の街角でインタビューしたオタク系青年からは「いまさら『萌え』でもないでしょう。温泉には興味ありません…」と冷めた声が聞かれた。
 4月1日の部分を太字にしたから信じる人はいないと思い込んでいた。泉質や泉温などテキトーながら具体的に書いたため、信憑性が高まってしまったみたい。今度の4月までこのブログを続けていたとしても、エイプリルフールはおとなしくしていたほうがよさそうだ。

2006年11月30日

11月の編集人の湯めぐり

 編集人の2006年11月の湯めぐりは前月比3湯増。今年中に200湯入れるか微妙な情勢になってきた。入ったのは以下の温泉(各温泉の頭の数字は今年に入ったからの累計入湯数)
183)那須・鹿の湯(栃木)
184)奥那須・北温泉旅館(栃木)
185)奥那須・大丸温泉旅館(栃木)
186)塩原日の出・あかつきの湯(栃木)
187)塩原元湯・元泉館(栃木)
188)塩原新湯・渓雲閣(栃木)
189)川治・薬師の湯(栃木)
190)前野原・さやの湯処=再訪(東京)
 栃木の6湯のうち「あかつきの湯」を除く5湯は、自遊人の温泉パスポート(無料入浴特典)を利用。これでパスポートの押印は8カ所となった。期限の1月末までにあと1つか2つくらい回れるかな。

2006年10月31日

10月の編集人の湯めぐり

 編集人の2006年10月の湯めぐりは前月から1湯だけ増えた。本当だったらあと4、5湯は多いはずなのだが、2泊3日の予定で出かけた長野から急用で呼び戻されてしまったのが響いた。入ったのは以下の温泉(各温泉の頭の数字は今年に入ったからの累計入湯数)。
177)伊香保・石段の湯(群馬)
178)伊香保・露天風呂=再訪(群馬)
179)湯の道利久(群馬)
180)総社温泉せせらぎの湯(群馬)
181)豊野・りんごの湯(長野)
182)若槻温泉(長野)
 11月は友人の自遊人パスポ湯めぐりに便乗させてもらえるかも。香港・マカオとセットで狙っていた中国・珠海の温泉は旅行そのものがキャンセルになってしまったので泡と消えた。

2006年09月30日

9月の編集人の湯めぐり

 編集人の2006年9月の湯めぐりは前月から半減以下のわずか5湯と、みすぼらしい内容。出かけたのは日帰りの山梨&静岡だけだ。入ったのは以下の温泉(各温泉の頭の数字は今年に入ったからの累計入湯数)。
172)下部・大市館=再訪(山梨)
173)湯沢・不二ホテル(山梨)
174)伊東・湯川弁天の湯(静岡)
175)宇佐美・宇佐美ヘルスセンター(静岡)
176)熱海・山田湯=再訪(静岡)
 ことし200湯に入れるか怪しくなってきちゃった。10月1日から15日まで使える「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」(鉄の日きっぷ)でどこか行けないか画策中。できれば年内にあと1回、海外の湯めぐりもしたいけど厳しいかも。

2006年08月31日

8月の編集人の湯めぐり

 編集人の2006年8月の湯めぐりは前月比26減の11湯と、18きっぷシーズンにしてはさびしい内容になっちゃった。入ったのは以下の温泉(各温泉の頭の数字は今年に入ったからの累計入湯数)。
161)湯の山・片岡温泉(三重)
162)湯の山・ハートピア湯の山(三重)
163)入之波・山鳩湯(奈良)
164)スパワールド世界の大温泉(大阪)
165)天然温泉田辺(大阪)
166)つかしん湯の華廊(兵庫)
167)畷の里温泉(大阪)
168)六甲おとめ塚温泉=再訪(兵庫)
169)湯めみの丘(山梨)
170)湯殿館(山梨)
171)トータス温泉(山梨)
 このほか人工温泉の伊賀の湯(三重)、森温泉(兵庫)も訪問した。9月は山梨に行く予定しかなくて、ちょっとさびしい。

2006年07月31日

7月の編集人の湯めぐり

 編集人の2006年7月の湯めぐりは37湯。先月の予言通り「温泉月間」にすることができた。入ったのは以下の温泉(各温泉の頭の数字は今年に入ったからの累計入湯数)。
124)小江戸はつかり温泉(埼玉)
125)八戸温泉駅前旅館(青森)
126)湯坂・しゃくなげ荘(青森)
127)恐山・古滝の湯(青森)
128)恐山・薬師の湯(青森)
129)恐山・花染の湯(青森)
130)奥薬研・かっぱの湯(青森)
131)奥薬研・隠れかっぱの湯(青森)
132)下風呂・大湯(青森)
133)下風呂・長谷旅館(青森)
134)大間・養老センター(青森)
135)桑畑・湯ん湯ん(青森)
136)石神・プレジャーランド石神温泉(青森)
137)川内・ふれあい温泉かわうち(青森)
138)野辺地・野辺地温泉ランド(青森)
139)玉勝温泉(青森)
140)上北さくら温泉(青森)
141)まつの湯(青森)
142)須川高原温泉(岩手)
143)飯坂・十綱湯(福島)
144)飯坂・大門の湯(福島)
145)飯坂・波来湯(福島)
146)飯坂・切湯(福島)
147)飯坂・仙気の湯(福島)
148)飯坂・導専の湯(福島)
149)飯坂・八幡の湯(福島)
150)磐梯熱海・元湯(福島)
151)磐梯熱海・きらくや(福島)
152)宇品天然・ほの香(広島)
153)びざんの湯(徳島)
154)御寶言泉(徳島)
155)仏生山温泉(香川)
156)大垣・コロナの湯(岐阜)
157)上諏訪・大和温泉(長野)
158)上諏訪・衣温泉(長野)
159)まるみつ・なごみの湯(長野)
160)正徳寺・初花=再訪(山梨)
 夏のうちに最低でもあと1回は関西遠征をするつもりだし、日帰りでも何回か出かけるはず。


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