2006年07月12日

韓国・釜山に温泉付きの巨大商業施設−2008年末にもオープン

 韓国釜山広域市の海雲台(ヘウンデ)区に温泉入浴施設を備えたアジア最大規模の複合ショッピングセンター「釜山センタムシティ新世界UEC(Urban Entertain ment Center)」が建設される。2006年7月7日に起工式が開催された。

 12日付の朝鮮日報によると、デベロッパーの新世界(シンセゲ)は開発権の取得後、試験的に温泉の掘削を開始。2カ所を掘削したところ「海水食塩」と「重炭酸ナトリウム」を掘り当てたという。塩化物泉と炭酸ナトリウム塩泉ということだろうか? 温泉についての詳細は不明。2008年末ごろに一期工事が終われば、温泉が利用できる見通しだという。

 SCは敷地面積2万2900坪、延べ床面積14万規模で総投資額は1兆250億ウォン。温泉のほかデパート、ショッピングモール、免税店、遊園地、シネプレックス映画館、スポーツセンター、フードコートなどがそろった一大複合施設になる予定。

 海雲台は釜山中心部から地下鉄で簡単にアクセスできるビーチリゾート兼温泉地として親しまれている。

2006年06月22日

台湾に加賀屋が進出、2008年秋にもオープン

【おことわり】その後の現地の掲示などによると、開業は2010年になる見通し。詳しくは記事後半の追記2と画像を参照。
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 石川県七尾市の和倉温泉にある老舗温泉旅館「加賀屋」が台湾に進出する。台北市の北投(ペイトウ)温泉に2008年秋にも台湾加賀屋をオープンさせる計画だ。2006年6月22日付の日経新聞が伝えた。

 報道によると、台湾加賀屋は敷地面積1485平方メートルで地上14階、地下3階建ての大型施設。計100室の客室を擁し、延べ床面積は約1万5000平方メートル。日帰り入浴用の浴室も設ける。

 加賀屋は李登輝・前台湾総統が来日した際に宿泊したことから、和倉温泉を訪れる台湾の観光客に人気がある。

【追記1】建設地は北投温泉博物館の向かい、有名な共同浴場の「瀧乃湯」手前の光明路にある。2007年6月中旬に現地で確認したところ、ブルドーザー1台で基礎工事中。建物らしき姿はまだない。建設地には完成予定時期は掲示されていない。

台湾加賀屋建設地

【追記2】2009年2月上旬に現地を再訪したところ、工事はかなり進んでいた。工事現場の掲示によると、地上14階、地下3階になる見通しで、完工は2009年11月24日(民国98年11月24日)の見通しとなっている。既に開設されている台湾加賀屋の公式サイトによると、開業は2010年の見通し。







【公式サイト】http://www.kagaya.com.tw/

2006年05月15日

中国・広東省が温泉に関する統一基準を制定

 中国の広東省が2006年4月18日に開催した第2回中国温泉旅遊高層標準化論壇で、温泉に関する統一基準を導入したことが明らかになった。中国の地方ベースで温泉の基準が制定されたのはこれが初めて。5月15日付のエクスプロア中国が伝えた。

 報道によると、広東省が導入した基準は日本の温泉法よりも厳格な部分がありそうだ。というのも、温泉と定義されるためには泉温は40度以上必要だし、熱い場合は自然に冷まして源泉の質を維持しなくてはならないというから加水が認められていないのだ。

 温泉に入る前には規定濃度の塩素を含む水で足を消毒する足湯を設けなくてはならないことや、浴槽部分の消毒も厳格にすることも盛り込まれている。

2006年05月14日

英・バースの温泉施設6月オープンへ−計画から4年遅れ

【お断り】Thermal Bath Spaのオープンは先送りされ、8月7日にオープンすることになりました。
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 英国南西部の都市バースに大規模な温泉入浴施設Thermal Bath Spaが2006年6月オープンする。英BBC放送のウェブサイトで明らかになった。

 このThermal Bath Spaはミレニアムプロジェクトとの一環として1900万ポンド(40億円弱)を投入して推進され、当初2002年9月にオープンする予定だった。しかし、古代遺跡の発掘調査や改築に手間取って計画通りに建設が進まず、コストは3500万ポンド(約73億円)以上に膨れ上がった。オープンも当初計画から4年もずれ込むこととなった。

 正式なオープン日は決まっていないが、営業時間は午前9時から午後10時まで。利用料金は2時間まで19ポンド(約4000円)、4時間まで29ポンド(同6000円)となっている。

 バースはローマ帝国時代の紀元前から温泉が利用されていたことで知られ、英語の「風呂(Bath)」の語源ともなった。現在でも3本の源泉から45度の湯が日量120万リットル湧出しているが、入浴施設は1978年に閉鎖され、長いこと博物館で飲泉を楽しむことしかできなかった。

(注:為替レートはすべて2006年5月13日夕方時点のニューヨーク市場の仲値を適用して換算)

【参考】Thermal Bath Spaの公式サイト(英語)

2006年03月16日

中国・上海「三甲港温泉」の開発困難に

 中国の上海で進められてきた「三甲港温泉」の開発続行が難しくなってきた。掘り当てた源泉の温度が33度と低かったためだ。エクスプロア上海が2006年3月15日に伝えた。

 中国でも泉温が25度あると温泉とみなされるそうだが、40度ないと商業的な価値がないと判断されるそうだ。三甲港温泉は地下433.8〜513メートルの地点で源泉を掘り当てたが、関係者の期待していた高温泉ではなかったということになる。

 日本だったら「33度でも温泉は温泉」ということで、開発は続けられるだろうと思う。中国では温泉を加熱利用するというシステムはないのだろうか?

2006年02月17日

韓国・地下鉄の大田儒城温泉駅に足湯設置へ

 韓国大田市に開通する地下鉄の大田儒城温泉(テジョンユソンオンチョン)駅に足湯が設けられることになった。17日付の日本語版中央日報が伝えた。

地下鉄駅に足湯ができるのは韓国で初めてというが、世界的にみても地下鉄の駅に足湯があるなんて聞いたことがない。海外では仮に温泉があっても足湯があるところは極めて少ない。地下鉄駅の足湯が日本になかったら他の国にもないような気がするのだが…。

 記事によると儒城温泉では利用可能な湧出量の23%しか利用されておらず、温泉水が余っているのだとか。なんともうらやましい話だ。大田儒城温泉駅に地下鉄が開通するのは2007年の見通し。

2006年01月31日

ドイツの温泉に韓国式サウナが進出

 ドイツのバートゾーデン市は2006年1月30日、経営難の温泉プール「ゾーデニア」を韓国人の経営する企業Thermalsolebadが買収することで合意したと同市の公式サイト上で発表した。31日付の朝鮮日報が伝えた。

 Thermalsolebadは75万ユーロを投じて韓国式サウナ「チムジルバン」の施設などを韓国から運び入れ、5月1日にゾーデニアを新規オープンさせる考え。

 バートゾーデン市に湧く温泉は塩化物泉で泉温は32−34度。

【参考】バートゾーデン市公式サイトのゾーデニア関連のページ(ドイツ語)

2006年01月29日

ハンガリー・ブダペストのルダシュ温泉、改装オープン

rudas 2004年から改装工事を続けていたハンガリー・ブダペストのルダシュ温泉が2005年12月2日に改装オープンしていたことが明らかになった。写真は2003年の夏に撮影した改装前のルダシュ温泉。

 私が知っている限り、2004年6月の時点では既に入浴できなくなっていたから、少なくとも1年半ほど改装工事をしていたことになる。

 改装前は女性はプールと個室風呂しか利用できなかったが、男性用のみある温泉浴場はオスマントルコの統治時代に建設されたレトロ調で雰囲気のあるものだと聞いていた。そうした古い浴場はすべてなくなってしまったのだろうか?

 改装に伴い、女性も温泉浴場を使えるようになった。ブダペスト市の公式サイトによると、女性が利用できるのは火曜の午前6時から正午と木曜の午後2時から午後8時まで。

 改装オープンの情報は本家サイトに私がアップしたハンガリーの温泉情報を見たという「日本語勉強中のヤノーシュさん」からメールで寄せられ、Pestiside.huで確認したものです。

2006年01月22日

比カミグイン島の温泉リゾートがプール閉鎖−湯量減少で

 フィリピンのミンダナオ島の北部にあるカミグイン島のアーデント・スプリング・リゾートで温泉の湧出量が減少、大プールが閉鎖される事態になっている。

 リゾート関係者によると、2005年7月には6フィート(180センチ)あった水位が12月には2フィート(約60センチ)まで低下した。温泉は同島の活火山から湧いているが、湯量の減少は火山活動とは関係なく、長期にわたっている干ばつの影響とみられている。

 これに伴い、同リゾートの訪問客は50%程度減少しているといい、経営陣は1−3月期中の湧出量復活に期待を寄せている。

【参考】地元紙Minda News

2005年12月18日

韓国・釜山の東莱温泉に韓国初「無料の足湯」

 韓国南部・釜山広域市の東莱(トンネ)温泉の温泉街に無料の足湯が完成した。18日付の朝鮮日報が伝えた。無料の足湯は韓国で初めてだという。

 足湯は幅7メートルで円形。同時に50人が利用できる。横には足湯を利用する前に足を洗うための洗足場も設けられた。

 プサンナビによると、この足湯はAPEC首脳・閣僚会議にあわせて造られ、完成したのは11月11日というから1カ月以上も前の話になる。場所はホテル農心の横というから温泉街の中心部にあるはずだ。

2005年12月09日

中国・珠海温泉リゾートセンター、旧正月後オープン

 香港に上場している香港中旅国際投資有限公司(China Travel Service)の車書剣主席は、広東省南部の珠海に珠海温泉度假村(珠海温泉リゾートセンター)を来年の旧正月後に正式にオープンさせる計画を明らかにした。12月中に試験営業を始める。香港の経済通新聞が12月9日に伝えた。

 台湾と東南アジアからの訪問客を主なターゲットとし、初年度は250万から300万人の誘致を目指す。2006年は1月29日が旧正月。

【追記】珠海温泉度假村は結局、旧正月前の2006年1月22日にオープンした。(1月27日記)

2005年12月01日

台湾・温泉水の排出規制を強化

 台湾の行政院環境保護署(EPA)は2005年11月29日、温泉施設の温泉水排出規制を強化すると発表した。

 水資源保護区域内にある施設からの排出を日量最大10トン、保護区域外は同50トンに制限し、2007年7月から違反業者には最高60万台湾ドル(200万円強)の罰金を科す。台湾は58の温泉地に約1000の入浴施設があり、そのうち100カ所余りが保護区域内にある。

 最近は食事処を併設した入浴施設も増えていることから、EPAは温泉水と下水を区別して排出することも指導している。

【参考】行政院新聞局のTiwan Headlines(11月30日付)

2005年10月31日

韓国・年内に温泉法改正へ

 韓国の行政自治部は10月31日までに温泉開発法案をまとめた。年内に温泉法の改正を目指す。

 温泉開発法案は温泉の乱開発を防ぎ、ヨーロッパ式の保養温泉を育成するのが狙い。現在は温泉開発に地域の制限はないが、生態景観保全区域などでの温泉開発を禁止し、温泉を掘削する条件を厳しくする計画。

 韓国の温泉を訪ねて感じるのは「公衆浴場タイプ」と「健康ランド・豪華スパタイプ」の二極分化しているということ。しかも経済成長につれて後者が破竹の勢いで増えている。ヨーロッパ式の保養温泉を育成するってことは、水着で入るスパタイプの温泉がこれからも増えていくってことなんだろう。温泉開発に規制は必要だが、何もヨーロッパ式を目指さなくてもいいのでは。アジアの温泉にはアジアの良さがあると思うんだけどね。

【参考】朝鮮日報(2005年10月31日)

2005年10月23日

米国立公園の温泉で少年が大ヤケド

 米国立公園局(NPS)の発表によると、ワイオミング州のイエローストーン国立公園で父親と一緒にトレイルを歩いていた6歳の少年が温泉に落ち、両足と片腕に第2級のヤケドを負った。

 親子は10月17日の午後3時ごろ、国立公園内のファイヤーホール・レーク・ドライブ地区を歩いていて事故に遭った。父親が少年を助け上げ、病院に連れて行ったという。

 イエローストーンは高く噴き上げる間欠泉で有名だし、温泉といっても入浴用のではなくて野湯のことだと思う。トレイルのすぐ近くに湧いている温泉なのか、それとも立ち入り禁止区域の中に入ってしまったのかなど、詳細は不明。


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