2008年10月17日

インド・カシミールのタタパニ温泉が3年ぶり復活

 インド北部ジャンムー・カシミール州ラジョウリ地区にあるタタパニ温泉が3年ぶりに復活、再び湯が湧き出した。2008年10月16日付のニュース・ブレーズが伝えた。

 タタパニ温泉は2005年10月8日に発生したパキスタン北部地震のあと、湯が枯れてしまっていた。温泉の復活により訪問客の増加に期待できることから、観光局は旅行者用の宿泊施設の建設を計画している。

2008年09月18日

台湾・廬山温泉でホテル2棟倒壊、1人行方不明−台風13号で

 台湾中央部の南投県にある廬山温泉で2008年9月13日と14日に続いた台風13号による大雨のためホテル2棟が土石流に流されて倒壊、従業員1人が行方不明になった。時事通信が9月16日に伝えた

 廬山温泉は海抜1300メートルと、台湾で一番標高の高い温泉として知られており、数十軒の旅館・ホテルが営業している。

2008年06月08日

中国・重慶市が「温泉の都」宣言−3年で100カ所の温泉開発へ

 中国の四川省に隣接する重慶市は2008年6月6日、中心部から車で1時間の範囲内に100カ所の温泉施設を2011年までに開発し、重慶を「温泉の都」にすると発表した。6月8日付の重慶商報の報道を中国情報局が伝えた。

 市当局は用地の手当てや税制などの面で温泉施設の経営を優遇し、温泉開発を促進する。重慶市内には現在22の温泉施設があり、2007年の訪問者数は388万人弱。

 100カ所すべての施設がそれぞれ温泉を掘削するのか、一部は既存の源泉を利用するのかなど、詳細は一切分からない(元記事が見つからない)。それにしても温泉を3年間で数倍にしようなんて、スケールの大きさに驚きあきれるばかり。

 重慶はもともとは四川省の一部だったが、1997年に政府の直轄市となっている。

アイスランド・地震後に新しい温泉が出現

 温泉大国のアイスランドで2008年5月29日(日本時間30日)の大きな地震後に新しい温泉が出現した。2008年6月6日付のアイスランド・レビューが伝えた。

 温泉が現れたのはHveragerdi村(カタカナ表記不明)のアイスランド園芸学校のすぐ脇。5月29日に現れ、黒い泥を噴き上げながらだんだん大きくなっており、この地域では大きな温泉になりつつあるという。

 園芸学校ではこの温泉の名称を募集しており、優秀賞としてバケツいっぱいの花をプレゼントしたい考え。

 5月29日の地震はマグニチュード6.2で、数十人が負傷したと伝えられている。

2008年06月07日

カンボジアの温泉開発に熊本のNGOが協力、現地視察へ出発

 カンボジア、コンポンスプー州での温泉開発に向け、熊本県のNGO「熊本国際化センター(KIC)」が協力することになり、2008年6月8日から15人の視察団が現地を訪問する。6月7日付の西日本新聞が伝えた。

 2007年6月にカンボジアのトン・コン観光相がKICの招きで熊本を訪れて黒川温泉に宿泊して感激し、カンボジア国内に湧いている温泉の活用を旅館関係者に相談した。カンボジアでは平均気温が30度近いため、温泉が湧いていても活用されていないのが実情。視察団は泉質などを調べるという。

2008年05月14日

北朝鮮・白頭山頂のカルデラ湖で新温泉発見

 北朝鮮の白頭山の山頂にあるカルデラ湖で白頭温泉、白岩温泉に次ぐ新しい温泉が発見された。朝鮮中央通信の報道を2008年5月14日付の朝鮮新報(日本語版)が伝えた。

 報道によると、「楽園温泉」と名づけられたこの温泉は泉温が最高47.5度、平均45度の炭酸水素塩泉(原文では水素炭酸ナトリウム泉)で、1リットル当たりの成分総計は1250.25mg。飲用も可能だという。

2008年04月15日

中国・山東省青島に温泉リゾート着工−中国最大規模

 中国山東省の青島市は2008年4月14日、温泉リゾートの「青島海泉湾リゾート」が着工したと発表した。2009年末に完成すれば、中国で最大規模の海洋温泉リゾートとなる。4月15日付のIBTimesが伝えた。

 建設地の敷地面積は120万平方メートルで、5つ星ホテル、屋内と屋外の温泉施設、国際コンベンションセンターや劇場など建設され、オープン後は年間280万人の訪問を見込んでいる。投資額は45億元(約650億円)。デベロッパーは香港中旅(中国)投資有限公司。

【注】中国国営新華社通信の英文記事では敷地面積が12万平方メートルとなっていますが、大連近郊には敷地113平方メートルの温泉リゾートがあるそうなので、120万平方メートルが正しいと判断しました。

2008年01月24日

韓国・新たな「温泉マーク」を6月から使用



 韓国の行政自治部は2008年1月24日、天然温泉を示すマークを6月から変更すると発表した。同日付の韓国紙中央日報(日本語版)が伝えた。

 韓国では現在、日本の一般的な温泉マークと同様のもの(上の画像の左側)を利用しているが、温泉マークは天然温泉を利用している施設だけでなく、旅館やモーテル、ラブホテルといった宿泊施設を示すマークとしても知られており、特に日本人にとっては紛らわしかった。新しい温泉マークは青が基調で、下にハングルで「オンチョン」(温泉)と書かれている。

 6月以降に無許可の業者が新しい温泉マークを掲示した場合は温泉法に従って2年以下の懲役または1000万ウォンの罰金が科せられる見通し。

【参考】韓国の温泉マークについて私が@nifty温泉に書いたコラム

2007年12月18日

カナダ・BC州の男性2人が温泉のおかげで命拾い

 温泉が2人の命を救った−−。カナダの通信社カナディアン・プレス(CP)はブリティッシュ・コロンビア州の山中で交通事故に遭った男性2人が凍死せずに救助されたのは温泉のおかげだったと伝えた(英文記事原文)。

 2人の男性は木材の伐採に出かけて帰宅する途中。前日は25センチの降雪があり、その日は雨模様で道はすべりやすくなっていた。注意深く運転していたつもりのトラックはスリップして道から飛び出し、1回転半して氷の張った湖に転落してしまった。

 2人はどうにか岸にたどり着いたが、ほかの仲間は2人よりも先に帰宅しており通りがかる可能性はない。そのまま現場にいれば凍死してしまうのは確実だ。2人は濡れたままの体で8.5キロも歩いて温泉にたどり着き、九死に一生を得た。彼らが救助されたのは翌朝4時半頃のことだったという。記事中には彼らを救った温泉の名前は明らかにされていない。

2007年12月02日

中国・北京の釣魚台で温泉掘削に成功−日本式温泉を開発?

 中国の首都北京・釣魚台迎賓館の敷地内で温泉が掘削され、地下約1000メートルの地点で温泉を掘り当てたことが明らかになった。訪中していた高村外相らに対し、中国の唐家セン国務委員が明らかにしたという。2007年12月2日に共同通信が伝えた

 中国側は「日本式の温泉」にしたい意向とのこと。温泉の泉質や温度、湧出量などは一切不明だが、ごく限られた人しか利用できない「レア物温泉」であることだけは確実だ。

 ちなみに温泉といえばやっぱり日本!ということで、日本式の温泉(中国語では日式温泉)は中国や台湾ではとても人気がある。上記のニュースとは全く関係ないけれど、下の写真は中国の雲南省・安寧温泉の道端で見かけた宣伝(2004年撮影)。「日式森林温泉」という文字と浴衣姿の男女のイラストが見える。

2007年10月30日

中国・遼寧省瓦房店に日本企業が「湯癒館」オープン

 中国東北部の遼寧省瓦房店(ワンファンディエン)市に大型の総合温泉保養施設「湯癒館」が誕生した。2007年10月30日付の中部経済新聞が伝えた。

 完成させたのは健康食品・機器製造販売のナビック(名古屋市中村区)。大連市周辺の在留邦人約2万4000人のほか、日本風の温泉を楽しみたい中国人をターゲットとしている。大連市のワンダ・インターナショナル・ホテル大連と業務提携して観光客を誘致、2008年春にはコテージの建設に取り掛かる計画。

 中国では急速な経済発展に伴って富裕層の間で旅行ブームが起きており、各地で温泉開発が進んでいる。数年前に上海の大手書店を2軒まわって温泉ガイドブックを探したところ「没有(ありません)」と言われたが、そろそろ登場しているかもしれない。

2007年08月31日

ハンガリー・ブダペストのダンダール温泉9/3、キラーイ9/10営業再開

ダンダール温泉外観キラーイ温泉外観

 ハンガリーの首都ブダペストにある公共日帰り温泉のダンダール温泉(左)とキラーイ温泉が、数カ月の改修工事を終えて営業を再開する。営業再開日はダンダールが2007年9月3日、キラーイ温泉(右)が同9月10日(写真はいずれも2003年7月に撮影したもの)。

 ダンダール温泉は建て替えられたとのことなので、写真とはまったく違う建物になっていると思われる。キラーイ温泉はプールの設備を更新したそうで、歴史的な建物が改修されて写真と違う状態になっているかどうかは不明。

【参考】Budapest Spas and Hot Springs Inc.のサイト(英語)

2007年07月30日

中国・蘇州の温泉関連孫会社をアパマンが解散

 株式会社アパマンショップホールディングスは2007年7月30日、子会社の株式会社AS-SZKiが同日開いた取締役会で中国・蘇州にある子会社蘇州鈴木温泉旅游開発有限公司を解散することを決めたと発表した。

 蘇州鈴木は蘇州市内で浴場を経営していたが、市の再開発に伴う道路拡幅工事のために立ち退き命令が出された。これを貴兄に事業編成を検討し、解散することを決めた。2007年12月頃に清算を終える見通し。

【参考】アパマンのプレスリリース

2007年06月18日

ハンガリー・ブダペストのキラーイ温泉など9月まで休業

キラーイ温泉外観ダンダール温泉外観

ハンガリーのブダペストにある温泉入浴施設3軒が改修工事のため2007年9月までの予定で休業中だ。

 休業しているのはオスマントルコの統治時代に建てられたキラーイ温泉(写真左)、南部にあるダンダール温泉(写真右)、ウーイペシュト温泉。

 これとは別に、ラーツ温泉が温泉付の5つ星高級ホテル"Baglioni Hotel & Racz Thermal Spa"へと生まれ変わる。現在、工事が進められており、2008年夏に開業する見通し。

【参考】Budapest Spas and Hot Springs Inc.の公式サイト(英語)

2007年06月14日

中国・北京の温泉リゾート、7割強が衛生基準満たさず

 中国の北京市当局が温泉リゾートを対象に実施した水質検査で、7割余りが衛生基準を満たしていなかったことが明らかになった。国営新華社通信が2007年6月13日に伝えた(英文記事)。

 報道によると、北京市当局は22カ所の温泉リゾートで浴槽水のサンプル調査を実施。バクテリアの基準をパスしたのはわずか27.3%にとどまった。この種の調査が実施されたのは初めてのこと。

 当局は「人体に有害なバクテリアではない」「これまでのところ、温泉入浴が原因で病気になったとの報告はない」としながらも、利用者に入浴前後のシャワーを勧めている。また、施設側に対しては、最低でも1日1回は換水し入浴設備を消毒することを指導。今後も検査を実施していく考えであると警告した。 

2007年03月20日

米・NYサラトガ温泉で水道水の混入が発覚

 米ニューヨーク州にあり初代大統領のジョージ・ワシントンに愛されたkとでも有名なサラトガ温泉で、加熱水道水を密かに混入して浴用に使っていたことが、2007年3月19日付のタブロイド紙ニューヨークポストのスクープで発覚した。米通信社最大手AP通信の後追い報道を英紙ガーディアン産経新聞が伝えるなど、世界的なニュースとなっている。

 報道によると“偽装”の舞台となったのはサラトガ州立温泉公園のギデオン・パトナム・リゾート・アンド・スパ内にある「ルーズベルト・リンカーン・バスハウス」。サラトガ温泉は日本でいうところの冷鉱泉で、従来はこの冷鉱泉を加熱して利用。入浴客にもそう説明していた。ところが、州当局者は3月19日、1930年代から利用していた鉱泉加熱システムが故障したのに伴い、過去20年間にわたって加熱した水道水を混ぜていたことを認めたという。

 ギデオン・パトナム・リゾート・アンド・スパはニューヨーク州の所有で、運営はザンテラ・パークス・アンド・リゾートに委託されている。バスハウスの入浴料は40分間で25ドル(報道では20ドルとなっているが、これはマッサージやアロマセラピーを受ける人の20分間の入浴料)。日本時間3月20日夕方現在、同社の公式サイトには今回の問題に関するコメントは掲載されていない。

 ニューヨークポストは「州による詐欺」と厳しい論調で伝えている。一方、州立公園の広報担当者は、加水についての苦情はこれまで寄せられなかったと話し(利用者は知らなかったのだから当然だが…)、これからは「(加水)方式を明示する必要がある」ことを認めている。

2007年02月25日

ハンガリー・エゲルサロークに大規模温泉リゾート開業へ

 ハンガリー中部のエゲルサローク温泉に大規模温泉リゾートのEgerszalóki Gyógy- és Wellnessfürdő(エゲルサローク温泉ウェルネス)が近くオープンする。

 公式ホームページは英語バージョンが準備されていないので詳細は不明ながら、温泉プール、宿泊施設、ジム、スパを備えた施設になりそうだ。温泉の営業は午前9時から翌午前1時(金、土は午前3時まで)で、午後6時までの料金は700フォリント(高齢者と身体障害者は500フォリント)、午後6時以降は一律850フォリント。住所は3394 Egerszalók, Ady E. u 、電話番号は06−30−476−5736。tabi.comによると、オープンは2007年3月の予定。

 エゲルサロークといえば白い湯の花舞う良質な温泉が雪山のような石灰華から湧くところとして知られている。私が2003年に訪問した際は、石灰華からパイプで直接湯を引いたプール2つ(混浴のヌーディストエリアについては不明)とワイルドな打たせ湯があるだけ(下記写真参照)のかなりプリミティブなところだったので、わずか4年足らずでこんな高級リゾートができるなんてビックリだ。
源泉は中央の石灰華から湧いている打たせ湯の足元の土で泥パックもできる

2007年02月16日

米・モンタナ州「ポトシ温泉リゾート」3月末で閉鎖

 米モンタナ州にあるポトシ・ホットスプリング・リゾート(Potosi Hot Spring Rresort)が2007年3月31日で閉鎖となる。

 現在の所有者が施設を売却することになり、譲渡先は個人の住居として所有する意向で営業の予定はないという。

【参考】ポトシ・ホットスプリング・リゾートの公式サイト

2006年11月03日

カナダ・学者が選ぶ温泉ベスト10

 カナダの専門誌カナディアン・ジオグラフィック最新号は、地球化学者スティーブ・グラスビー氏の選ぶ「カナダの温泉ベスト10」を掲載した。2006年11月2日付のバンクーバー・サン紙が伝えた。ベスト10の内訳は以下の通り。すべてカナダ西部に位置している。
Banff(アルバータ州)
Liard(ブリティッシュ・コロンビア州)
Rabbittkettle(ノースウエスト準州)
Hot springs Cove(ノースウエスト準州)
Larsen(ユーコン州)
Meager Creek(ブリティッシュ・コロンビア州)
Broken Skull(ノースウエスト準州)
Tungsten(ノースウエスト準州)
Sloquette(ブリティッシュ・コロンビア州)
Fording Mountain(ブリティッシュ・コロンビア州)
 ただ、Rabbittkettleは国立公園保護区の管理人同伴でないと立ち入れないそうだし、アクセスが大変そうなところが多い。最後のFording Mountainは硫黄分が濃いにもかかわらず微生物が多いとかで「研究対象にはすばらしいが、つかるためのものじゃない」そうだ。

 一番一般的なBanffはカナディアン・パシフィック鉄道の調査担当者が1885年に見つけたオリジナルの源泉が一般公開されていないそうで、こちらも残念。

2006年10月20日

台湾・温泉整備で19億円投資へ−観光客誘致を促進

 台湾の行政院経済建設委員会(CEPD)は2006年10月18日、観光客の誘致を促進するため台湾内の9カ所の主要温泉地に5億4000万台湾ドル(約19億円)の投資をする計画を明らかにした。

 CEPD当局者によると、温泉を訪れた観光客は2004年には2151万人と、2001年の939万人から2倍以上に増えている。政府の投資で温泉地の整備を進めることにより、2008年には2500万人まで温泉観光客を増やしたい考え。9カ所の温泉地の内訳は不明。

【参考】台湾行政院新聞局のTaiwan Headlines(10月19日付)


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