2007年12月19日

シエスパ爆発から半年−関連報道まとめ

東京・渋谷シエスパの爆発死傷事故からちょうど半年たった。最近は関連報道もめっきり減っていたが、ここ数日は半年の節目を迎えて新たな報道が散発的に出てきた。それらの中から新たな事実を拾ってみた。全容解明にはまだ時間がかかりそうな感じだ。

 各社の報道で目立つのは、爆発したシエスパ別館のガス抜き用の管に結露で水が詰まっているにもかかわらず水抜きを行わなかったため、ガスが逆流して充満した恐れがあるということだ。これは10月19日付の毎日新聞が伝え、当ブログでも紹介ずみだ。今にしてみれば、毎日新聞のスクープだったらしい。

 この水抜きについて、2007年12月19日付の東京新聞は、「設計した大成建設は取扱説明書をユ社や保守点検会社に渡しておらず、点検作業員は施設の運用開始から約一年半の間、一度も水抜き作業を行っていなかった」と伝えた。

 要するに現場の人間は水抜き管が何のためにあるのか分からないまま営業していたことになる。一連の報道に触れて従来から感じるのは、設計・施工・管理・運営それぞれの当事者の責任意識の希薄さだ。

 また、この記事によると、シエスパ別館の地下への外気の取り入れは、本館と別館をつなぐ地下溝を利用していたことが明らかになった。この地下溝は源泉やガスなどを本館に送る配管や浄水管などが通り、その隙間から吸気していたことになるが、捜査当局は外気の流入は十分ではなかったと見ている。

 一方、12月19日付の朝日新聞は、シエスパ別館の機会室内に設置された温泉水くみ上げ用制御盤から出た火花が発火源になった疑いが強いと伝えた。これまでに、制御盤より上の壁などの損傷が激しい半面、下方にあった配管などの損傷はより小さいという。
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