2007年12月07日

大分・長湯温泉が再び「日本一の炭酸泉」を宣言

 「日本一の炭酸泉」を自称するのは数値的なデータもなく根拠があいまいなどとして行政指導を受けていた大分県竹田市の長湯温泉が2007年12月7日から再び「日本一の炭酸泉」を名乗ることになった。テレビ大分が同日伝えた

 報道によると、長湯温泉が全国の炭酸泉を調査したところ、他の温泉で炭酸濃度が高くても温度が低かったり、湧出量が少なかったりすることが判明。温泉として利用する上で長湯温泉が突出して優れていることが分かったという。要するに自分たちで諸条件を勘案すると「日本一の炭酸泉」だと総合判断したというわけ。

 日刊スポーツの記事によると、大分県の担当者は「現時点で、合理的な根拠があるとは判断できていない」としているといい、県から再び指導を受ける可能性も捨てきれない。長湯温泉.comには12月7日現在、「日本一の炭酸泉」のキャッチコピーの復活については記載がない。

 極めて個人的な意見としては、一度ケチのついた「炭酸泉日本一」という言葉を「濃度、温度、湧出量から総合判断すれば」という言い訳つきで再び使っても、従来と同じ訴求力はないと思う。長湯温泉が日本一の炭酸泉か否かについては、ブログ「温泉バカンス」が頻繁に取り上げているので、興味のある方は一読を。

【過去の関連記事】
大分・長湯「日本一」表記の復活要望相次ぐ−温泉サミット(6月15日)
大分・長湯温泉に行政指導−自称「日本一」はダメ(5月11日) 
この記事へのコメント
「日本一」の看板がなくとも、長湯の泉質や温泉地としての雰囲気、地域あげての取り組みのすばらしさが損なわれるとは思いません。何でここまで「日本一」にこだわるのかなあ。
Posted by そわぁ at 2007年12月11日 04:01
>そわぁさん
 私も同じように感じています。長湯の魅力って、いい意味での「田舎くささ」にあるように思うんです。もうちょっと肩の力を抜いてもいいんじゃないかな〜というのが本音です。

 実際に長湯を訪れた人から「長湯は一番良かった」と言われるのを目指してほしいです。それは甘い考えなのでしょうか?
Posted by らくだ(編集人) at 2007年12月11日 20:46
「日本一」とか「元祖」とか「本家」とかいう看板にこだわる人々って、どこか自信のなさを隠そうとハクづけに頼ろうとしているようにみえます。長湯には、そういうものが必要でしょうか。地域が守ってきた資産に自信と誇りをもっていいと思うのですが。
Posted by そわぁ at 2007年12月12日 04:33
>そわぁさん
 今回の再宣言が長湯のイメージアップにつながるのかどうか…。短期的な視点ではうまくいったとは思えません。長期的にどんな影響があるのか見守りたいです。
Posted by らくだ(編集人) at 2007年12月12日 21:01

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