2006年05月19日

山梨・昭和町総合会館の温泉もレジオネラ菌検出で休業

 山梨県の昭和町総合会館にある温泉で基準を上回るレジオネラ菌が検出され、2006年5月17日の午後から営業を停止していることが明らかになった。朝日新聞山梨放送が19日に伝えた。山梨県では山中湖村の日帰り温泉「紅富士の湯」でも基準を超えるレジオネラ菌が検出されて休業していることが伝えられたばかり。

 手元の資料によると、この温泉は昭和町総合会館・老人福祉センターの温泉で、泉質は単純温泉。4月24日に実施した自主検査で男湯の浴槽から基準の170倍のレジオネラ菌が検出された。検査結果は5月15日に昭和町に伝えられたが、町では事実を公表せずに17日の昼過ぎまで営業を続けていた(営業停止は義務付けられていない)。営業再開は6月上旬になる見通し。

 昭和町の公式サイトには19日夕方現在も総合会館の温泉についてのお知らせは掲載されておらず、トップページがまるまる謝罪のメッセージになっている紅富士の湯の公式サイトとは対照的だ。

 前述の朝日新聞によると、山梨県の5カ所の保健所は2005年5月から10月にかけて県内71カ所の浴場を抜き打ち検査した。その結果、3割にあたる23施設で基準を超えるレジオネラ菌が検出された。

 また19日付の山梨日日新聞によると、先に問題が発覚した紅富士の湯は塩素濃度を国の基準よりも厳しい0.4−0.5ppmに保つことを決めた(厚生労働省の基準は0.2−0.4ppm)。山梨県はあまり塩素消毒にうるさくないと聞いていたのだが、相次ぐレジオネラ騒ぎで、山梨の温泉の残留塩素濃度が高まるような予感…。

【参考】昭和町公式サイトの昭和町総合会館のページ
     山梨県レジオネラ症発生防止対策指針(PDFファイル、2005年4月1日適用)

【関連記事】山梨・山中湖「紅富士の湯」が臨時休業−レジオネラ菌検出(5月15日)
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