2007年10月19日

シエスパ、ガス抜き管に水が詰まってガスが充満か

 2007年6月に爆発死亡事故を起こした東京・渋谷の温泉施設シエスパで、事故当時にガス抜き用の管に水が詰まっていたことが明らかになった。水詰まりのためにガスが放出できなくなって充満し、爆発に結びついた可能性が指摘されている。10月19日付の毎日新聞が伝えた。

 温度の高い温泉からガスを分離する際には水蒸気化した水分の一部がガス抜き用の配管に入り込み、温度が下がると水滴となるため、配管から定期的に水を取り除く作業が必要とされる。シエスパでは日ごろから水抜き作業は実施されていなかった。

 シエスパでは爆発した別館の地下一階にガスセパレーターが設置されており、分離されたガスは地下の配管を通じて本館に送られ、本館の6階部分から野外に放出される仕組みだった。しかし、事故当時はU字型になった配管の底部に大量の水がたまり、管がつまってガスが放出できない状態になっていた。このためガスが管内を逆流し、何らかの原因で引火・爆発した公算が大きくなった。
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