2007年09月18日

温泉排水のフッ素とホウ素を回収、再利用へ−環境省の3年計画

 環境省は、温泉排水に含まれるフッ素やホウ素を回収して再利用する資源リサイクルに2008年度から3年計画で取り組む。2007年9月18日付の読売新聞が伝えた。

 温泉排水からフッ素やホウ素などを回収する安価な吸着剤を開発し、分離したフッ素やホウ素を工業用品として販売・流通させる計画。経済産業省からの協力も得る考えだ。

 2001年に改正された水質汚濁防止法により、温泉旅館からのフッ素とホウ素の排出は規制が大幅に強化されることになった。ただし、ホウ素やフッ素の除去装置を導入するには数千万円の費用がかかるとされる。家族経営などの小規模旅館にはとても負担できないことから、規制の強化はこれまで2回も先送りされて2010年6月末まで暫定基準が適用されている。

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