2007年07月24日

環境省、温泉ガスの暫定対策を各都道府県に通知

 環境省は2007年7月24日、渋谷シエスパの爆発事故を受けてまとめた暫定的な安全対策を各都道府県知事に通知した。
 
 暫定対策はまず、温泉に相当量の天然ガスが含まれるとみられる地域にある温泉について、既に利用中の温泉(個人利用も含む)の源泉・ガスセパレーター・ガス排出口・源泉タンク・その配管が屋内や地下室にあるものの把握を各都道府県に促している。

 その上で具体的な対策として(1)ガス検知器の設置(2)十分な換気(3)安全担当者の配置(4)火気の使用禁止−を徹底し、応じない施設に対しては温泉のくみ上げ停止を要請することを求めている。

 また、これから新たに建設する温泉施設は本格的な安全対策がまとまるまでの間、源泉の設備を屋内や地下室に設置しないことを要請することも盛り込まれた。

 この暫定対策は遅くても8月中に温泉管理者に対策を実施するように要請し、9月末までの実施状況を環境省に報告することが求められている。報告期限は10月15日。

 環境省はシエスパの事故を受け、有識者から成る「温泉に関する可燃性天然ガス等安全対策検討会」を設け、7月13日に開かれた2回目の会合で今回の暫定対策がまとめられていた。検討会は秋をメドに正式な安全ガイドラインを策定する見通し。

【参考】環境省のプレスリリース

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環境省ガス安全検討会が緊急対策発表−検知器設置などを要請(7月13日)
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