2007年06月25日

シエスパ、開業前にガス検査を約束−周辺住民に

 2007年6月25日付の産経新聞は、渋谷・シエスパの爆発死亡事故に関し、シエスパ側が開業前に周辺住民に対してガス検査を約束していたと伝えた。通信社の後追い報道を各地方紙も伝えている。

 報道によると、資料は「「仮称)ユニマット松濤1丁目プロジェクトにおける温泉処理について」という名前で、シエスパの施設を所有するユニマット不動産、設計・施工を担当した大成建設、温泉を掘削した鉱研工業の連名で作成、開業前に周辺住民に配布した。

 その中で「運営にあたってはガス検知器によるチェックを欠かさず行い、安全確認に努めます」と説明していたが、実際にはガス検知器は設置されず、ガス濃度のチェックも行われていなかった。

 開業前には住民を対象にした説明会も4、5回開催され、住民からはガスに対する不安の声が出ていたという。施設側よりも住民のほうが天然温泉のくみ上げに伴う天然ガスの危険性を認識していたというのが皮肉な話だ。住民への約束を反故にして大惨事を招いた責任は重い。
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