2006年02月09日

群馬県が敗訴−温泉掘削に周辺源泉所有者の同意は不要との判断

 群馬県みなかみ町の飲食店経営会社「鈴森商事」が、温泉を掘削するのに周辺の源泉所有者の同意が得られないことを理由に群馬県が許可しないのは違法だとして県を訴えていた裁判で、前橋地裁は原告の言い分を認め、県に処分の取り消しを命じる判決を2006年2月8日に下した。

 9日付の読売新聞が伝えた。群馬県は温泉掘削の増加に伴う源泉への理由などを理由に1987年に指導要綱などを儲け、新たに源泉を掘削する場合は周辺3キロ以内の源泉所有者の同意獲得を条件としていた。

 この鈴森商事が温泉を掘削しようと申請した場所は水上温泉に近く、周辺の1。4〜1.8キロの地点に使用されている源泉が存在するという。8日の判決で裁判長は「同意がないことを理由に不許可とするのは温泉法違反。今回の掘削が既存源泉に影響を及ぼすとの証明もない」と説明した。

 同紙によると、34都道府県が、群馬県と同様に、周辺の源泉所有者に同意を求める基準を設けているというが、今回の判決が前例となって、これまで自粛していた人たちがあちこちで温泉掘削のに向けて動き出すのだろうか。それはそれで問題のような気もするのだが…。群馬県が控訴するかどうかは不明。

【関連記事】群馬県の敗訴が確定−温泉掘削許可めぐる訴訟(9月15日)
        群馬県が控訴審でも敗訴−温泉掘削不許可で(8月31日)
この記事へのコメント
2/22付上毛新聞(http://www.raijin.com/news/wed/news08.htm)や毎日新聞群馬版(http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20060222ddlk10040188000c.html)によると群馬県は不服として東京高裁に控訴した模様です。
Posted by ONKEN21 at 2006年02月23日 02:43
>ONKENさん
 教えていただき、ありがとうございます。やはり控訴ですか。正直いって、県側の姿勢は理解できます。

 このブログを始めてから、新しい温泉のオープンがあまりにも多いことをあらためて実感しております。

 コメントがダブっていましたので、ひとつ削除させていただきますね。
Posted by らくだ(編集人) at 2006年02月23日 20:25
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