2007年03月20日

米・NYサラトガ温泉で水道水の混入が発覚

 米ニューヨーク州にあり初代大統領のジョージ・ワシントンに愛されたkとでも有名なサラトガ温泉で、加熱水道水を密かに混入して浴用に使っていたことが、2007年3月19日付のタブロイド紙ニューヨークポストのスクープで発覚した。米通信社最大手AP通信の後追い報道を英紙ガーディアン産経新聞が伝えるなど、世界的なニュースとなっている。

 報道によると“偽装”の舞台となったのはサラトガ州立温泉公園のギデオン・パトナム・リゾート・アンド・スパ内にある「ルーズベルト・リンカーン・バスハウス」。サラトガ温泉は日本でいうところの冷鉱泉で、従来はこの冷鉱泉を加熱して利用。入浴客にもそう説明していた。ところが、州当局者は3月19日、1930年代から利用していた鉱泉加熱システムが故障したのに伴い、過去20年間にわたって加熱した水道水を混ぜていたことを認めたという。

 ギデオン・パトナム・リゾート・アンド・スパはニューヨーク州の所有で、運営はザンテラ・パークス・アンド・リゾートに委託されている。バスハウスの入浴料は40分間で25ドル(報道では20ドルとなっているが、これはマッサージやアロマセラピーを受ける人の20分間の入浴料)。日本時間3月20日夕方現在、同社の公式サイトには今回の問題に関するコメントは掲載されていない。

 ニューヨークポストは「州による詐欺」と厳しい論調で伝えている。一方、州立公園の広報担当者は、加水についての苦情はこれまで寄せられなかったと話し(利用者は知らなかったのだから当然だが…)、これからは「(加水)方式を明示する必要がある」ことを認めている。
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