2008年12月02日

オリエンタル白石が倒産、自力再建目指す−「季乃彩」の事業主体

 温浴事業に参入した東証一部上場の建築・土木会社「オリエンタル白石株式会社」が2008年11月26日、東京地裁に会社更生法の適用を申請して受理された。負債総額は605億円。保全管理人の下で経営再建を目指す。

 オリエンタル白石は2007年11月末にオープンした東京都稲城市のスーパー銭湯「季乃彩」の事業主体(運営は別会社)であるほか、2009年春には愛知県一宮市に「天然温泉 一宮の湯」、神奈川県秦野市に「秦野天然温泉」(ともに仮称)のオープンを計画していた。

 倒産の背景は、公共工事が減少して原材料価格が高騰した一方で、経費削減が予定通りに進まなかったことにある。2008年3月期決算で100億円近い最終赤字を計上し、世界的な金融危機の影響でつなぎ資金が調達できなくなって資金繰りに行き詰った。

 2008年4月初めに鬼太鼓さんが提供してくれた「一宮の湯」建設現場の画像(下掲)によると、建設工事期間は2008年8月1日から2009年3月末までの予定となっていて、4月初めの段階では温泉の掘削櫓があるだけだった(下記リンク先の過去記事を参照)。現在、施設の建設地がどのような状態にあるのかは不明。12月2日現在、オリエンタル白石の公式サイトには温浴事業の先行きについての情報は見当たらない。


(注:2008年4月初めに鬼太鼓さんが撮影、提供してくれた画像)

【参考】帝国データバンクの倒産速報

【過去の関連記事】
愛知・一宮に「天然温泉一宮の湯」2009年春開業へ−源泉掘削中(2008年4月2日)
東京・稲城天然温泉「季乃彩」11月26日オープン(2007年9月28日)
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック


記事・写真、コメント、トラックバック記事の著作権はそれぞれの筆者・撮影者にあります。転載・転用はお断りいたします。

Powered by さくらのブログ