2008年09月08日

大分・別府市営温泉の利用者2007年度は5.6%減、90万人割り込む

 大分県の別府市が8月末にまとめた「平成19年観光動態要覧」によると、2007年度の別府市営温泉浴場の利用者(有料入浴者)数は前年比5.6%減の87万1024人と4年連続で減少し、90万人台を割り込んだ。全体的な印象としてはかなり厳しい数字といえそうだ。

 竹瓦温泉 利用者が一番多かったのは堀田温泉で前年比0.7%増の15万7881人。このほか前年比で増加したのは竹瓦温泉(0.5%増)、鉄輪むし湯(15.7%増)の2カ所のみだった。鉄輪むし湯は新施設への建て替え効果が続いているのだろうか。竹瓦温泉は全体の順位を前年の5位から3位に上げた(写真は竹瓦温泉)。

 半面、柴石温泉は24.5%減と落ち込みが際立った。蒸し湯が長期間利用できなかったのが響いたとみられる。経営不振により指定管理者の撤退が決まった北浜温泉は4.6%減。

 全13施設の利用者ランキングは以下の通り(順位隣のカッコ内は前年の順位。増減%はすべて数字に弱い編集人が計算している)。 
 1位(1) 堀田温泉 15万7881人(0.7%増)
 2位(2) 浜脇温泉 13万7035人(0.7%減)
 3位(5) 竹瓦温泉 8万8407人(0.5%増)
 4位(4) 不老泉 8万4993人(9.7%減)
 5位(6) 浜田温泉 7万4111人(9.7%減)
 6位(3) 柴石温泉 7万3548人(24.5%減)
 7位(7) 湯都ピア浜脇 6万1284人(0.6%減)
 8位(8) 北浜温泉 4万0496人(4.6%減)
 9位(9) 田の湯温泉 3万7434人(9.1%減)
10位(12) 鉄輪むし湯 3万4831人(15.7%増)
11位(10) 永石温泉 2万7129人(17.4%減)
12位(11) 別府海浜砂湯 2万8208人(9.2%減)
13位(13) 海門寺温泉 2万5677人(4.1%減)
 同統計によると、2007年に別府市を訪れた観光客総数は前年比0.8%減の1167万6910人。外国人観光客はアジアを中心に前年比17.3%増加した。

 別府温泉の状況は源泉数(孔)が全国1位の2832で前年の2843から11減少、有出量は毎分9万5190リットルでこれも全国1位。昨年は1日あたりの湧出量が発表されており、これを換算すると毎分340リットル余り減少したことになる。

【参考】別府市の平成19年観光動態要覧(PDFファイル)

【過去の関連記事】
大分・別府「北浜温泉テルマス」指定管理者撤退で10月から市直営に(2008年8月31日)
大分・別府市営温泉の利用者2006年度は0.2%減(2007年8月6日)
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