2008年06月08日

国交省、ニューツーリズム実証事業に温泉関連も9カ所採択

 ヘルスツーリズムや産業観光など新しい形態の旅行(ニューツーリズム)商品市場の活性化を目指す国土交通省は、成功事例を蓄積するためのモニターツアー実証事業の第一陣として、全国から応募のあった中から46事業を採択し、2008年6月6日に発表した。

 ツアータイトルや概要に「温泉」という言葉が出てくるのは以下の8事業。ツアータイトルと概要は以下の通り。催行予定日など詳細は下記リンク先を参照。

■北海道・豊富
「ミライノトウジ〜神秘の湯『豊富温泉』〜4日間お試しツアー」
 豊富温泉の湯の効能に光を当て、道北の新しい観光素材の開発に取り組む。

■宮城・大崎
 「鬼首温泉『キノコ採取とすすき野原』体験」 採取した「キノコの鑑定」と「キノコの展示」、「きのこ鍋」など。(鬼首温泉と表記されているにもかかわらず、温泉との直接的な関連は説明されていない)

■山形・大蔵
「アートと過ごす・現代湯治in肘折温泉」
 温泉治療用と地元ガイドによる町歩きを中心に、東北芸術工科大との共済による芸術体験を実施。時代にマッチした新しい湯治スタイルを提案。

■山梨・湯村
「温泉ではじめる・つづける健康アップツアー」
 山梨大学医学部との連携で健康改善プログラムを個別に作成、温泉組合は食事メニューなどで関わる。

■新潟・魚沼
「ココロとカラダのリラックス『うおぬま健康増進』プラン」
 メタボ対策として健康増進プログラムの提供、大湯温泉での宿泊滞在。

■静岡・下田
「海洋浴の郷・下田で徹底的に健康になろう『伊豆下田マリンセラピー体験』」
 優良な水質の海、豊富な温泉、開国の歴史、自然の幸、特産物、宿泊・体験施設などを連携させた健康保養ツーリズムを提案

■和歌山&奈良・田辺&十津川
「世界遺産熊野古道『健脚!健浴!語り部が磨き上げる小辺路スペシャル』」
 十津川温泉郷、川湯温泉、湯の峰温泉、渡良瀬温泉を熊野古道ウォークの基点とし、健康ウォークの最適地域とする。

■鹿児島・指宿
「砂蒸し温泉体験・滞在型観光開発事業『指宿だヨ!全員集合』」
 専門家からの指導・健康チェックなどを組み入れた砂蒸し温泉入浴、地域の健康食、体験ウォーキング。

■長崎・小浜
「ほっこりしましょ 癒しの湯治体験“温泉、海に沈む夕陽、健康食、町歩き”なんでもあるばい!小浜温泉ちゃんぽんツアー」
 温泉医の講和・指導により熱量日本一の温泉に入浴する。

 温泉=健康というのは誰でも比較的簡単に思いつくはずで、似たり寄ったりの内容が多いなぁという印象。専門家による入浴指導や健康的な食事だけでは差別化は難しいのではないだろうか。個人的には熊野古道ウォークと温泉の組み合わせに一番関心を持った。

【参考】国土交通省のプレスリリース
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