2006年09月15日

群馬県の敗訴が確定−温泉掘削許可めぐる訴訟

 群馬県みなかみ町での温泉掘削認可をめぐる群馬県と鈴森商事(みなかみ町)との裁判で、群馬県側は2006年9月14日までに最高裁への上告を断念、県の敗訴が確定した。9月15日付の中日新聞が伝えた。

 群馬県は鈴森商事が温泉の掘削を申請したのに対し、周辺の既存源泉所有者の一部から同意を取り付けていないことを理由に申請を受理しなかった。鈴森商事は訴訟に踏み切り、2月8日の前橋地裁、8月31日の東京高裁での1、2審判決では新たな掘削による周辺への影響は証明できないと判断され、ともに同社が勝訴していた。

 群馬県は1987年に設けた指導要綱で、温泉が多い地域で温泉を掘削する際には周辺3キロ以内の温泉所有者の同意が必要と定めていた。今回の県の敗訴により、この指導要綱は骨抜きになりそうな気がする。

【関連記事】群馬県が控訴審でも敗訴−温泉掘削不許可で(8月31日)
        群馬県が敗訴−温泉掘削に周辺源泉所有者の同意は不要との判断(2月9日)
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