2008年02月28日

シエスパ空調工事で給気口を設置し忘れ−気付いても放置

 2007年6月に爆発死傷事故を起こした東京・渋谷の温泉施設「シエスパ」に関する新事実が出てきた。2008年2月28日付の読売新聞によると、建設段階の空調工事で、当初の設計には存在した給気口が設置されていなかったことが明らかになった。捜査当局はこの施工ミスが爆発の一因とみている。

 空調工事を下請けした大成設備は途中で給気口を設置していないことに気づいたが、配管のすき間が給気口代わりになると判断してそのまま放置していた。親会社で元受けの大成建設も開業1カ月前の2005年12月に実施した点検で設計通りでないことに気づいたが黙認した。

 事故の再現実験で、シエスパ別棟の地下にある源泉くみ上げ施設は給気量が極端に少なく、空気が常によどんでいたことが分かったほか、給気量が少ないために天然ガスが漏れ出した場合に屋外にガスを排出するのが不可能だったことが分かったという。
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