2008年02月25日

環境省、温泉排水の実態調査へ−全国10−20カ所の温泉地で

 環境省は温泉施設から排出される温泉水の実態調査に乗り出す。改正水質汚濁防止法により排出規制が強化されるホウ素とフッ素を多く含有する温泉地を全国から10−20カ所選んで調査対象とする方針だ。2008年2月23日付の観光経済新聞が伝えた。

 日帰り温泉は水質汚濁防止法の規制対象からはずれているが、温泉旅館との取り扱いの不公平さを訴える声は環境省が実施したパブリックコメントでも挙がっており、今回の調査は日帰り温泉なども対象とする。

 1つの温泉地につき旅館や日帰り施設、療養施設など5カ所程度を選び、それぞれの排水を比較する。温泉の湧出形態や温泉利用状況、排水状況なども調査する。

 調査の開始時期は「近く」とあいまいだが、年度内にも調査結果をまとめるとのことなので、あと1カ月のうちに実施されそうだ。2008年度の早い段階に設けられる見通しの検討会で、資料として利用する。

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