2008年12月29日

【コラム】迷走する長湯温泉

 長湯温泉が「日本一の炭酸泉」を再宣言してから1年あまり。長湯温泉協会 の公式サイトには「日本一の炭酸泉」の語句と一緒に泡だらけのトマトの写真が誇らしげに掲載されている。その下には「長湯温泉イメージビデオ」として手にまとわりつく泡の画像も。さまざまな条件を綜合的に考慮した上で長湯温泉はやはり「日本一の炭酸泉」と言われれば「はい、そうですか」と答えるしかないが、これだけはいいたい(書きたい)。「日本一」の言葉と泡の画像を結びつけるのは不適切であり、広報戦略としては正しくないやり方だ。

 そもそも長湯温泉で写真のような泡付きがあるのはラムネ温泉館のラムネ温泉だけ。長湯温泉観光協会に問い合わせたところ(長湯温泉協会は電話に出なかった)、ラムネ温泉以外では「万象の湯」の水風呂に少し泡付があるものの、ラムネ温泉の泡付きのレベルとは比べ物にならないほど少ないとのことだった。

 これでは長湯温泉協会はわずか1カ所でしか見られない現象を長湯温泉全体のイメージ写真として使っていることになる。「長湯温泉というのは泡だらけの温泉だ」という誤解を招く恐れがあり、以下に述べる個人的な体験からいっても危険だ。

 
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