2007年07月04日

栃木市が入湯税収入激減で2施設に行政指導へ

 栃木県の栃木市は2006年度の入湯税収入が前年比86%も減少したことを受け、市内に2カ所ある温泉施設に入湯税の適切な徴収方法を指導する方針を明らかにした。2007年7月2日付の産経新聞7月4日付の産経新聞の報道を総合すると、経緯は以下の通り。

 栃木市の2006年度の入湯税収入は29万9900円と、前年の214万5250円から86%減少した。背景にあるのは入湯税の支払いを入浴客の自己申告制にしたことだ。

 2006年12月にオープンしたスーパー銭湯は、温泉浴槽を利用する人が自動販売機で利用券を購入する仕組み。真湯浴槽のみを利用する人は購入しなくてもよい。報道では施設名は明らかにされていないものの、当ブログでも開業情報を伝えた「湯楽の里栃木店」であることは間違いない。

 栃木市内にはもう一軒温泉浴場(宿泊施設)がある。「とちぎ蔵の湯 柏倉温泉 太子館」とみられるこの旅館は、従来すべての宿泊客・入浴客が鉱泉を利用したとみなし、入湯税を徴収していた。しかし、スーパー銭湯が自己申告制を導入したのに伴い、2006年1月から利用者の自己申告により入湯税を徴収するシステムに変更。その結果、この旅館が2006年度に収めた入湯税はわずか950円となった。

 栃木市は先ごろ2施設で別々の日に利用者からの聞き取り調査を実施。スーパー銭湯では1日の利用者783人のうち温泉利用者は549人、温泉旅館の入湯者は宿泊客7人、日帰り客13人の計20人だった。

 この調査結果から計算すると、調査日のスーパー銭湯の入湯税は2万7450円、温泉旅館は1700円(編集人の試算では日帰りは50円、宿泊客は150円のようだ)。温泉旅館についてはたった1日で前年度の税収を上回ったことになる。

 こうしたことから、市は入湯税を支払っている人は実際の利用者よりも少ないと判断し、適正徴収を目指して指導に乗り出すこととなった。

【続報&過去の関連記事】
栃木・入湯税収激減で市長ら処分−温泉旅館は修正申告(7月21日)
栃木・湯楽の里栃木店が12月8日オープン(2005年11月30日) 

静岡・浜北の新SCに「薬石汗蒸房 風と月」7月26日オープン

 静岡県浜松市に誕生した新しいショッピングセンター「サンストリート浜北」に天然温泉を利用した温浴施設「薬石汗蒸房 風と月」が2007年7月26日にオープンする。露天風呂で源泉をかけ流しで利用するそうだ。

 天然温泉を利用した浴槽だけでなく、静岡県初のトロッコサウナとチムジルバン(着衣低温サウナ)、家族風呂も7部屋備えている。

【住所】静岡県浜松市浜北区平口2861
浜松駅からサンストリート浜松行きの遠鉄バスが運行されている。

【電話】053−584−6199

【営業時間】午前10時から翌午前2時(最終受付午前1時)

【料金】温泉入浴料:大人700円、子ども400円
     薬石汗蒸房利用料:大人800円、子ども500円
     家族風呂利用料:1室60分2800円、特別風呂3500円

【泉質】ナトリウム・カルシウム−塩化物泉

【公式サイト】http://www.kazetotsuki.com/

 サンストリート浜北内の西友浜北店とフードコートは7月4日にオープン、専門店街は「風と月」と同じ7月26日にオープンする。

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長野・駒ケ根高原温泉4号源泉の利用開始

 長野県駒ケ根市で新たに掘削された駒ケ根高原温泉4号源泉の利用が始まり、2007年7月3日に配湯開始セレモニーが行われた。7月4日付の長野日報が伝えた。

 地上流出温度35.5度のアルカリ性単純温泉で湧出量は毎分83.2リットル。2006年9月から掘削を始め、11月に1500メートルまで掘削。2007年2月に湧出が発表されていた。

 4号源泉の利用開始に伴い、温度の低い1号源泉の利用を休止し、2−4号源泉を14施設に供給する。湯量は合計すると毎分250リットルとなる。

【過去の関連記事】
長野・駒ケ根高原の4号新源泉の湧出発表(2月2日)


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